挑戦する事

その時周りの人は反対した

Yuusuke Tanabe
Ever Onward
May 31, 2016

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挑戦の先に待つもの

僕にとって人生のターニングポイントだった挑戦を振り返ってみようと思う。

国家資格取得への挑戦

僕は国家資格取得に力を入れている工業高校に通っていました。そこでISDN回線を引くのに必要な資格であるデジタル3種に挑戦すると先生に伝えました。

先生『デジタル3種の勉強は授業でしないから放課後にする補習に参加するように。』

僕『放課後はバイトがあるので補習に参加出来ません。』

先生『じゃあ取得するのは難しいと思うよ。過去に取得した生徒はみんな補習を受けていたからね。』

僕『いや、独学で勉強して取得します。』

反骨精神に火がついて必死で勉強しました。そして無事に国家資格を取得しました。前例があるとかないとかは、挑戦するかしないかには関係ありません。自分で挑戦してみて体験しないと納得出来ないし、やってみないと結果は分からないです。この体験が大きな自信に繋がりました。

車購入の挑戦

20歳の時にBMW MINI COOPERを購入した。当時の自分の年収程の車です。その時周りの人は

『年収の半分ぐらいの車を買うのが相場だよ。』
『外車は壊れやすいよ。』
『身の丈にあった車を買いなよ。』

等々言われたのですが、それを押し切って購入。ほとんどの人が親に買ってもらったと思っていたようなので、自分も身の丈に合っていない買物だなとは思っていました。でもこの身の丈に合っていない買物で得たものは大きかったのです。

“行動範囲が広がり、友人が増え、価値観が変わった”

MINIという車が非常にFANな車というのもありますが、運転が楽しくて非常に行動範囲が広がりました。それに加えて共通の趣味【MINI好き】の友人が沢山出来てツーリングに行ってさらに行動範囲や世界が広がりました。そこで色々な世代や職種の人の話を聞いて沢山の刺激を貰って価値観が変わりました。

今までで1番高い買い物だったわけですが、それ以上に1番価値のある買い物でした。

転職への挑戦

転職を考えていると両親に伝えた所、反対されました。両親から出された転職の条件は一つだけ。

『次の職が決まってから辞めなさい。』

働きながらの転職活動は大変でした。時間を中々作れなかったので夜勤明けにほとんど眠らずに面接に行ったりしてました。
初めての転職は勇気がいりましたし、大変精神的に消耗しました。転職活動するにあたってMINI乗りの友人に言われたアドバイスが今でも心に残っているので皆さんにシェアしたいと思います。

1.人間関係 2.拘束時間 3.収入

上記3つのうち1つでも満足なら仕事は続けられる。2つ満足なら良い職場。3つ全て満足なら天職。もちろんこれだけの要素で仕事は決められないですが、ある程度指針になるのではないでしょうか?

転職を考えていた当時はまだ1社で定年まで勤めあげる終身雇用の考えが一般的で、第2新卒という言葉が流行り始めた頃でした。僕はこの第2新卒の流行りの波に乗っかって今の職にたどり着きました。

今の会社に入社して9年になりますが、入社当時より正社員数2倍、売上高1.5倍とスタートアップやベンチャーまでの勢いはないにしろ成長していく会社の中で働けているのは非常に幸運だなと思います。今も会社は日々成長していて、緩やかに変化しています。課題は絶えませんが楽しいです。

僕にとって人生のターニングポイントだった挑戦を振り返ってみましたが、必ずと言ってそこには周りの人の反対がありました。世間の一般論を振りかざして反対する人。僕の事を心配してくれて反対する人。その他にも色々です。

挑戦に失敗した時、周りの反対していた人達に笑われたり、ほらね。と思われる事もあるかもしれません。反対意見を突き破り挑戦する事は勇気がいる事ですが、それ相応のリターンがあります。失敗したら真摯にそれを受け止め何がいけなかったのか深く考えてまた挑戦したらいい。本当に怖いのは挑戦を辞めて立ち止まってしまう事です。

僕はこれからも挑戦し続けます。たった一度きりの人生だから。

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Yuusuke Tanabe
Ever Onward

上級VR技術者/建築業界勤務(主に空調設備)副主事/ITリテラシー高めのブルーカラー/アーリーアダプターでマイノリティ/ルールにとらわれず能動的に動くタイプ/Apple製品好き/My car:BMW X4(G02) 服:COMME des GARCONS HOMME PLUS