子供の運動会を見て感じた事
あの頃の気持ち
とある夏の日、姪っ子の運動会を見に行きました。その時感じた事を書き記しておこうと思います。
雨のち晴れ
前日の雨が嘘のような快晴の日。日差しが強くグラウンドに降り注ぎ正に運動会日和というような日でした。
先生方がスリップ防止はたまた照り返しの熱を抑える為になのか打ち水をしていた。打ち水の後、色々な種目が始まった。
子供心の振り幅
子供達が走っている姿を見て感じました。子供っていうのは本当にまっすぐだなぁと。
前をまっすぐに見つめて走り、勝ったら喜び、負けたら悔しがる。その表現もまっすぐなのだ。
大きく喜び、大きく悔しがる。心の振り幅がとても大きい。
助け合い
短距離レース中の事。恐らく何かしらハンデキャップがあるであろう小さな子供がゆっくりと走っていた。
僕は『あぁ、これは最後のゴールになるなぁ。』っと思いながら見ていた。
けれど僕の予想は見事に外れたのだった。
ゆっくり走っている子供に他の子供が手を差し伸べたのだ。手を繋ぎ3人でゆっくり走っていく。3人共勝ち負けを気にせずに満面の笑顔で走っていた。
その光景を見て僕は笑みを浮かべながら涙を溜めていた。こんなに小さな子供でも助け合うんだなぁと思った。
子供心を探しに
子供達のまっすぐな努力、純粋な助け合い、振り幅の大きな喜怒哀楽。
それらを見ていて観客である僕は笑ったり泣いたり考えさせられたり感情が色々な方向に揺さぶられました。
いつの間にか大人になるにつれて心の振り幅が小さくなってきている気がします。心の振り幅を大きくして感情を表現するのも良いかもしれません。
子供心を取り戻そう。
そう思ったのでした。