Medium の新機能「Lists(リスト)」が登場
ブックマークとプロフィールが便利に
Medium に新しい機能が増えました。ささっと触ったので、レポートします。
Lists機能とは?
ブックマークを整理できる機能かつ、ソーシャルブックマークのような機能です。つまり、
- 自分のブックマークを整理できるだけでなく
- 他の読者、フォロワーの方々に「まとめブックマーク」をシェアする
ことができます。
List機能は、プライベートと、パブリックが選べます。プライベートは自分専用のブックマーク整理、パブリックは「シェアするため」に使える機能です。パブリック設定したものは、下のように「プロフィールページの下に表示」されます。
なお、通常のブックマーク、読み終わったアーカイブはプライベート設定です。
Listsを開く
アクセス方法は、自分のアイコンから。
List を追加する
リストページを開いたら、「New list」をクリックする。
New list の設定で「タイトル」「説明」を記入する。
ブックマークするときに、lists を利用する
ブックマークするときに、リストを選べます。
Lists の活用アイデア、意味、意義
インボックス・ゼロ・メソッドを使う
ブックマークを多用する人は便利だと思います。あまり知られていませんが、iPhone の Mediumアプリなどを使えば、medium.com 以外も「ブックマーク」できます。単に、ブックマークするだけでなく、分けることができれば、整理整頓したい人には便利かもしれません。
例えば、inbox zero methodを使うと良いでしょう。
- とりあえず、Reading list に入れる
- 読んだら移動(アーカイブか、特定のlist)
Reading list を空にするように行動すれば、「はい、綺麗に整理整頓出来上がり!」というやつです。
Mediumリーダー(読者)にとっての意味
「後で読む」は、Reading list と Archive で十分に機能してたと思いますが、「読み返す」が難しかったと思います。読み返すには、目的別に整理したリストが欠かせません。今回のリスト機能によって、「読み返す」が実行しやすくなったと思います。
Mediumとしての意義
興味深い書き手に出会って、その人が作ってくれた「おすすめ記事リスト」があれば、思わず覗いてしまうこともあるでしょう。
つまり「人が作ったネットワークによる評価」や「繋がり」が生まれやすくなると思います。
AIのNgramなどを活用した構文解析、キーワード解析では「意味」までは捉えられません。表記揺れなどは、ある程度カバーしたとしても、それでも、書き手の価値観、目的までは推測できません。
ここは人間が得意で、人間しかできない部分です。そのような「人間特有」のランキング(評価と繋がり)を実現できるかも、と期待します。