ドローン実験室 in あかがねミュージアム

ミュージアム中心部の円形ステージが会場でした。

初の県外開催となりました。新居浜市にある『あかがねミュージアム』という美術館のイベントにお声がけいただき、ドローン実験室を午前・午後の2回で実施してきました。

主催はハートネットワークという地元のCATV局です。毎年開催されているハートキッズまつりというイベントの1コーナーとしてドローンフェスが開催され、更にその中の1コンテンツとしてドローン実験室という位置づけです。

イベント会場の外にも屋台が並び、ミュージアムショップの並びにはたくさんのクラフトグッズの販売コーナーがあったり、手作りワークショップもいくつも開催されて大勢の親子連れで大賑わいとなっていました。

そんな中、午前10時開始の低学年向けと、午後13時開始の高学年向けの2回のドローン実験室です。

前回の実施後にプログラムの構成を逆転させたほうが理解しやすいのでは?と思いついていたので、3年ぶりに授業の構成を変えてみました。詳細は省きますがこんな並びです。

Sparkでジェスチャ制御のデモ

  • 搭載されているセンサーの話。
  • コンピューターの目がいろんなことを判断して空を飛んでいる
  • 手のひらに着地

対地カメラ

  • モニターにスマホを繋いで対地カメラが見ているものを追体験。
  • 地面を見て、空中の位置が動いていないことを確認する。飛び立った位置に戻ってくるときにもおそらく使っている。
  • 手のひら着地は、地面を見ているカメラの映像を見て着地していた。

お散歩ドローン(体験)

  • 対地カメラが地面を見ているので、地面の方を動かすとついてくる。
  • カメラで見ながら判断しているというのはわかった。では、そもそもなんでこいつは空中に浮いていられるんだろう?
どこでも大人気のお散歩ドローン

有線ドローン教材(体験)

  • 機体の水平を保つ仕組みが働いている。空中のドローンを突き回してみると、それでも常に水平を保っている事がわかる。
  • 普通に考えたら突いたらおっとっとっと・・・と傾いてしまいそう。でもそんなことはない。
  • なぜそんな事ができているんだろう?

トイドローンでプロペラの回転数変化を観察(体験)

  • 手に持ったトイドローンを傾けてみる。するとプロペラの回転数が変化していることが分かる。下に向けた側のプロペラは高速回転をし、上に上がった側は止まったりもする。
  • これはコンピューターが判断してプロペラの回転数をコントロールしている。では、コンピューターは何を見て、傾いたことを判定しているのだろうか? カメラ? カメラはそこまで高解像度なことはできない。
  • ひみつはWiiリモコン。

Wiiリモコン教材で加速度センサーの話(体験)

  • Wiiリモコンの加速度センサーの様子を画面に映し出す。
  • ドローンの機体が傾いたとき、Wiiリモコンの加速度センサーと同じことが起きている。これを見て、コンピューターはプロペラの回転数を変えている。
  • 時間と参加者の反応を見て自転車ジャイロの体験も入れます。

自作ドローン教材で各種センサーのお話(体験)

  • 自作ドローンを教材に機体の構造と傾きセンサーのお話。
  • プロポを触って電波のお話。前に勧め、後ろにもどれ、上に上がれ、など4種類の命令をプロポから送信している。この仕組みは小さな玩具でも同じ。
  • 4チャンネルの命令を送っているというが、これを別のコンピューターから送信すれば自律飛行命令をだせるのではないだろうか?
  • プログラミングしたドローンを体験してみよう。

ドローン輪投げ(体験)

  • プログラミングして遊べるドローンの体験。
こちらも2回、3回とプレイしたがる人気コンテンツです

いかがでしょうか? 僕から見ていると、これまでの懸念点だった子供たちがポカーンとしてしまう時間が殆どなくなって常にこちらに注目してもらえている様になったと感じています。

お話から入ると退屈してしまって、やっぱり子供たちはドローンが飛んでいる姿を見たいんですね。初っ端からSPARKを飛ばしてジェスチャ操作をしたところでもう前のめりになってくれていたようです。

この構成だと開始時間の前からSPARKのカメラ映像をテレビに映し出しておくこともできたので、待ち時間の間にも子供たちをひきつけておくことができました。

今回は大きなドローンイベントの1コンテンツという位置づけにすることができたので、操縦体験なんかは他のコーナーにおまかせすることができました。そのことも子供たちの集中力に一役買っていたようです。

そしてドローンイベントの中ということで、ドローンについて予め知識を持って参加してくれていた子が多かったのも印象的でした。家にあるトイドローンを操縦して遊んでいた、それなりにフライトさせることができる、という子が何名かいて、そのうえでドローンの仕組みについて質問を投げるなど、その子達にとっては『深掘りをする場』にできていたことも嬉しい誤算でした。

楽しいおもちゃで終わらせずに、科学の入り口として、また自分の手で触りながら実験することで科学の実践の場としてドローン実験室を一歩進んだ形で実施できました。

また機会があればどこかのドローンイベントの中でドローン実験室を開催したいと思います。

那賀町からおとなラジコンの渡邊さんもFPVレースを開催していました。

おさんぽドローン、ドローン輪投げなんかはこちらのParrotドローンで遊ぶことができます。