ズボラな私は「どうぶつの森」でスローライフを楽むことができるのか①

Shelly
exploring the power of place
4 min readMay 19, 2020

コロナの影響により外出が少なくなって、家に籠る時間が多くなった最近だが、私はこの生活に全く苦を感じてないタイプである。外に出るのもアウトドアの遊びも好きではあるが、いくらでも家の中に籠もっていられる。好きなアイドルの活動をテレビ・雑誌・動画などで見たり、ドラマや映画を見たり、料理を作ったりなどインドアのの娯楽を楽しんでいる。そんなインドア派の私であるが、インドアの娯楽の代表格とも言えるコンピューターゲームの経験がほぼない。特にゲームをしっかりやることなくここまで来てしまったわけだが、最近ちょっと気になるゲームがある。巷でも話題のNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」である。

気になり始めたきっかけは趣味用のアカウントで見つけたツイートだ。アイドルのライブに行けなくなったファンたちが、「どうぶつの森」の中でコンサート会場を作り、アイドルが実際に使っている衣装を自分で作り、リアル生活では叶えられなかったオタ活をゲーム内で叶えて楽しんでいた。また、メトロポリタン美術館の美術品がどうぶつの森内で見れるようになったり、ファッションブランドのMarc JacobsやValentinoが洋服のデザインを公開したりなど、色々な企業などがゲーム内の生活を楽しむための環境を提供してくれている。どうぶつの森内で集まったり、行きたい場所を作り上げて楽しんだり。みんな思い思いに外出自粛で現実の世界ではできない楽しみを、ゲームの世界で叶えているのだ。

そして、SNSなどを見ると身近な友達も続々と始めていた。「そんなに面白いものなのか」と興味が止まらなくなってきたところに、ちょうど私が好きなYoutuberである「東海オンエア」のてつやがどうぶつの森のゲーム実況をやっている動画を見つけたので、どんな感じのものなのか知るためにも、ひとまずその動画を見てみることにした。もちろん、ゲーム実況を見るのも初めてである。

動画を一通り見てみての感想は「見てる分には面白そうだけど、実際やるとなると大変そう」。どうぶつの森とは、乱暴にまとめると「別世界での生活を楽しむゲーム」なわけであるのだが、もちろんただぼうっと生きていれば良いわけではなく、お金を稼ぐために働いたり、島の整備をしたり、家をかわいく飾りつけたりと能動的に楽しむことを求められる。基本的にゲームは能動的に楽しむものではあるが、どうぶつの森は特にそれが求められるゲームだと思う。ゲーム内でさえも、何かを享受するだけで生きていけることはなく、自ら何かを提供していかないと楽しむことはできない。厳しい世界である。

ここで私の現実の世界での生活スタイルを振り返ってみる。一言でまとめると「ズボラ」である。一人暮らし(現在は大学に行かないため、実家にて生活中)なので、料理・掃除・洗濯は自分でやらねばならないのだが、できることならばやりたくはないし、掃除、特に整理整頓は嫌いである。誰かが急に来る時用に何となく汚くないようにはしている、と言った感じだ。料理することそれ自体は好きなのだが、洗い物が嫌いなので、自分だけの場合は、タッパとレンジだけで作れる料理レシピなどで済ませてしまうことが多い。家事以外にも、部屋のインテリア決めや何かのデコレーションをして作ったりするのも、途中まで張り切ってやるものの、だんだんとめんどくさくなってきてしまう。最近のオンライン生活では、ビデオに映る上だけ着替えて、下はパジャマみたいな部屋着で過ごしている。放っとくと「干物女」になりかねない(もうなってる?)タイプである。

ここまでの私の「どうぶつの森」への想いをまとめると、

・現実では楽しめないことを、代わりにゲーム内で楽しみたい。

・ゲーム内でもコツコツと生きていかなければならないのは大変そう。

このような想いを持つ私がどうぶつの森をどう楽しんでいくのか、そもそも楽しめるのか、自分自身興味がある。そこで、次に発行される記事では「現実世界でズボラに生きる人(ゲーム経験ほぼなし)がどうぶつの森内でスローライフを楽むことができるのか」について、実際の私のゲーム活動を元に書いてみたいと思う。とは言っても、まだSwitch自体を持っていないので、流行りが過ぎ去った頃に始めることになるかもしれない…。

ちなみに、自分の予想を書いておくと、

私は雑草を生やしまくる。

島の景観を気にするならば、勝手に生えくる雑草を抜かなければいけないらしい。地道に抜く他ないらしく、これがまた大変そうである…。

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