夏の思い出:世界で人気の”BONG”の原点、錦糸町盆踊り

2027.10.04

今年の夏も熱い日が続きましたねー!って、もう10月になってしまったとは。まだまだ半袖の人が多く、日差しが強い日も続きます。
今となっては世界各地で人気が出てる”BONG”(バンド型盆踊り)
その原点である錦糸町の盆踊りに今年も行ったのは夏の思い出の一つです。

今年もついつい飲みすぎ&踊りすぎてしまった。

で、先日「BONGエヴァンジェリスト」の加護さんにお会いする機会があったので、そのお話しを共有したいと思います。

BONGのはじまりは、2010年代に移民が増えた米国テネシー州ナッシュビル。移民同士が交流するきっかけをということで、当時ナッシュビルに住んでいた加護さんが「盆踊りをジャムセッションに進化させて海外に発信したら面白いんじゃないか?」というアイデアがはじまりだそう。

当時のナッシュビルは、南米だけでなくアジア圏からも移民が増えてたらしいのですが、2020年頃までコミュニティ間のつながりがあまりなく、それが長年の課題だったそうです。そこで加護さんは、地元錦糸町で行われていた”バンド型の夏フェスライクな盆踊り”を「BONG」と名付けた映像シリーズをまず作り、ネットと口コミで広めながら、ナッシュビルで第一回目となる”BONG”を企画したそうです。

全世界を飛び回る加護さん。年に一度の錦糸町のお祭りには必ず帰国をするそうだ。

BONGの火付け役は何より、人工知能が盆踊り風に楽曲を編曲してくれるアプリ”BONG MIX”。これによって、世界各国の民謡やポップスが盆踊り風にアレンジされた譜面として出力することができるようになり、一気に参加者が増えたそうだ。翻訳技術の進化とともに意思疎通はできるようになったそうだけど、やはり選曲で揉めることも多いらしい(笑)
「お互いの背景をいくら理解できたとしても衝突は起きちゃうんだよ。だからこそ、イベントとしての祭りで異物が一つになるのを毎年恒例にするのが大切なんだ」と加護さんは話してくれました。

みんなで演奏し、一晩中ダンスするというなんてピースフルな空間ができあがるBONG。世界各国で広がり続ける勢いはまだまだ止まらなさそうだ。加護さんは日本が冬になった12月から、真夏のオーストラリア各地のBONGをまわるらしい…かっこいいなぁー俺も行きたい!

「スタンドアップのストリーミングサービスLaugh.lyを作り、コメディというニッチな分野にファンを呼び込み盛り上げるスタートアップLaugh Radio」

https://youtu.be/nrFYLLtLNZ0

コメディアン自身が自分だけでなく、スタンドアップコメディというカテゴリーのファンを増やす意識を持つ必要があります。カテゴリーのエヴァンジェリストとしてプラットフォームにファンの関心を集められるクリエイターが、これからの時代には必要です。

「10年後の働き方」第4章<事例23>カテゴリーエヴァンジェリストで紹介しています!

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