得意なステップで♪健康も電気も手に入れる町

2027.10.16

発電床って知ってますか?人が上を歩いたりすることで生じる圧力のエネルギーを利用して発電する発電機です。人が多く集まる場所に設置することで、通行人が踏んで1センチほど沈むと中のホイールが回転して発電する仕組み。

まだ、技術的な問題やメンテナンスの問題で、そんなにたくさん発電できる訳ではないのですが、少しずつ改良されています。ただ「自分の町で使う電気は自分たちで」という、新しい考え方が浸透してきているなという印象です。

今回は試験的に町中に設置し始めた神奈川県藤沢市に遊びに行ってきました。

サッカー練習場に仕込まれた発電床

子どもたちが元気に練習するサッカーコートの下に、実は発電床が仕込まれています。昼間だけでなく夜も練習できると、大人たちも嬉しいですよね。こういった施設は照明代がかかり、維持するのも大変ですが、発電床を使って少しでも軽減されるなら、みんなにとって嬉しいもの。楽しく激しく練習して、汗を流しながら、発電もできるとしたら、新しい形のスポーツ施設になりますね。「自分の町で使う電気は自分たちで」という考え方が根付くシンボルになりそうです。

激しく運動すればするほど明るく照らされるサッカーコート。綺麗です。

発電床スタートアップ「Pavegen(ペイブジェン)」

私たちのビジョンはよりスマートで持続可能な環境を作り、人々に力を与え、人々をつなぐことです。気候変動から急速に拡大する都市まで、私たちは複雑な環境問題や社会課題に直面しています。私たちの技術は、人々が直接クリーンエネルギーに取り組み、それにより持続可能性の問題を理解し、ブランドと強く結びつけていきます。

「10年後の働き方」第2章<事例12>健康発電プロデューサーで紹介しています!

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