朝までオシャレな人と飲んだ話

2027.11.01

大阪出張に行った時に、街のハロウィン色に疲れてしまい、フラッと入った飲み屋で出逢ったK氏を紹介しようと思う。
K氏は元雑誌編集者で、高校時代からオシャレ街道まっしぐらで一時期モデルもしていたことがあるそう。確かに長身…スタイル良く雰囲気があるなぁと思い、斜向かいに座っていたのだけど、ついつい声をかけてしまった。

飲み屋街の奥にあるワインが飲める庶民的なビストロ「えりす」の名物ワインを飲むK氏。

この10年間でファッション雑誌の役割も変わった。一時期は服飾ブランドとコラボして販促ツールを作っていた時代もあったが、現在では洋服を一緒に作るマーケティングのコンサルやイベント運営を収益としている会社が多いそうだ。

5年前にファッションキュレーションアプリの会社に事業部ごと買収されたK氏の部隊。一気に職場の環境が変わったらしい笑
スタイル(昔は着こなしとかって言ったよね)の閲覧動向や画像解析で「多くの人は着ないけど根強いファンがいる洋服」にターゲットを絞って、ブランドのファンと共にオンライン上で一緒に商品を企画して、世界で販売していく仕事をしてから、現在彼は「ファッションライフデザイナー」として、世界中の経営者のライフスタイルをコンサルティングする新規事業を立ち上げている最中なんだと。

「えりす」に来たら天然モノのメンチを喰らう。なんでこんな値段で提供できているのか…!

オンライン上の人格やイメージをコンサルティングするのは日本でも定着したれけも、地域を超えてビジネスとなるには、K氏のブランドが日本に限らずネットで築いてきた知名度と「ファンを獲得しながらも多くの人に埋もれない差別化するノウハウ」が強みとなるんだろう。

彼と話していて、昔流行はメディアが作っていると言われたけど、もうそれはイチ個人から育てられるという言葉に意味がすっかり変わって落ち着いたんだなと思った。
だからこその”ファッションライフ”デザイナーか。よく名付けたね。

そんなこんなの40代は「どんなところで洋服買ってたか?」とか飲みながら話してたら、いつの間にか時計の時刻は2時。まだまだ俺も若いな。

市場の先読みではなく消費者を巻き込んで商品を企画し販売する「STYLE SAINT」

成功のカギは、ファッション好きのユーザーが集まったコミュニティにありました。同社のサービスは、ユーザーが好きなファッションの写真を共有する機能が中心です。商品の企画から販売までを担当するマーチャンダイザーが、コミュニティでファッションに敏感なユーザーと対話しながら企画を進めることで、常に「今」の声を取り入れながら開発できたのです。

「10年後の働き方」第8章<事例45>コミュニティマーチャンダイザーで紹介しています!

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