帰宅報告の自動化

mono 
エンジニアの家庭運用Tips
5 min readJul 12, 2016

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家庭にもよると思いますが、「今会社出たよ」「駅に着いたからもうすぐ」などのやり取りは頻出かと思います。

単なる挨拶としてだけではなく以下のような意味があると思っています。

  • 相手の帰宅時間に合わせて、何か準備したり調整
  • 今日も無事に帰路に向かっているという生存報告

これらを漏れなく自動的に行えるようになると便利ですよね。
Slackを使っている場合、簡単に実現出来ます。

関連記事:

IFTTTを利用

お手軽な自動化サービスの定番のIFTTTを使います。

iOSかAndroid端末を使っている場合、このような位置情報をトリガーとしたチャンネルを使えます。

iOS:

Android:

端末を身につけて以下の条件などを満たしたタイミングでアクションを発行するように設定出来ます。

  • 特定のエリアへ入る
  • 特定のエリアから出る
  • 特定のエリアに出入りする

特定のエリア

特定のエリアは、このようなインターフェースで、その地点と距離の閾値を設定出来ます。

Slackの設定

同様に、このような感じで通知先のチャンネルとメッセージなど選択するだけです。
チャンネルは#generalなどでも良いですが、個人的には #名前-log というようなチャンネルに隔離すると、#generalに投稿が溢れなくて良いかなと思っています。

これだけで設定終わりでこんな感じに投稿されますが、使いながら距離の閾値設定など調整すると良いと思います。

Slackへの自動投稿例

参考に、Addしたらすぐ使えるIFTTTのレシピを置いておきます:

設定の頃合い

個人的には、以下くらいがちょうど良いかなと思っています。プライベートの監視が目的ではないので、他に色々設定し過ぎるとノイズになったり窮屈になったりするかなという気がします。

  • 最寄り駅に近づいた時
  • 会社オフィスを離れた時

共有カレンダーへの個人スケジュール設定と組み合わせることをオススメ

普段は帰りの時間が大体似たようなものだと思いますが、前もって用事があって遅くなったりすることが分かっている場合は、共有カレンダーに登録しておきます。

そうすると、手動連絡するのは、それがけっこうズレた時に限定されて省力化出来ます。

コミュニケーションが減るのでは?という懸念

挨拶がてらするこういうやり取りを手動ですることも大事、という意見も分からなくもないですが、個人的には、自動化出来るところはそうして、手動でメッセージやり取りする時はもっと意味ある内容にしたいなと思っています。コミュニケーションを減らしたいわけでは無いですし、実際そうなっていないと感じています。

ソフトウェア開発において自動化によって浮いたリソースを活かすとより良い開発成果に繋がるのと同様、家庭でもその空いた時間をより良い家庭運用に充てていきたいと思っています( ´・‿・`)

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