歳末セールで洗濯機を買い替えた話

Sayaka
エンジニアの家庭運用Tips
8 min readJan 3, 2017

前回「今年買ってよかった家電BEST3」を書きました。

が、年末ギリギリにこのBEST3を超越するものを買ってしまいました。ドラム式洗濯乾燥機です!12/31に到着して、まだ1週間も経っていませんが、これは本当に買ってよかったなと感じています。本記事では、買うまでの苦悩と、使ってみた感想を書きたいと思います。

先に書いておくと、購入したのはPanasonicのNA-VX8700です。

買い替え前の洗濯機

前の洗濯機は、10年近く前に購入した一人暮らし用の縦型でした。

三菱のMAW-55Yという機種で、部屋干しカラッという謎の機能(たぶん、ものすごい脱水と思われる)が付いていましたが、使ったことはなく、単なる5.5キロの縦型洗濯機として使用していました。

特に不満もなく使っていたのですが、10年近く使っており、お手入れをこまめにしていないため若干カビっぽかったのと、子供が生まれて洗濯物が増えたことから、容量が物足りないなと感じるようになっていました。

縦型とドラム式のどっちにする?

買い替えにあたって、まず悩んだのが、縦型にするかドラム式にするかです。個人的にドラム式には憧れがあり、15年以上いつか買いたいなぁと思い続けていました。ただ、デメリットもいくつかあり、非常に悩みました。今回検討したメリットデメリットと決めたポイントをまとめてみます。

ドラム式のメリット

・洗濯から乾燥まで一発ででき、洗濯物を干す手間が激減する

・天気が悪くても洗濯物が乾く

・使用する水の量が少ないので節水できる

・かっこいい家電が使えて憧れが満たされる

ドラム式のデメリット

・汚れ落ちがいまいちらしい

・縦型と比べると高額

・毎回フィルタ掃除をしないといけなく面倒

・設置スペースに置けるか微妙

ドラム式に決めたポイント

一番の決め手は、実は、憧れを満たすことでした。今回、洗濯機を買い替えると、10年くらい使い続けることになるはずです。ドラム式に憧れ続けていたので、妥協して縦型にするより、デメリットもあるけど一度使ってみよう、というのがドラム式購入を前向きに検討するきっかけでした。

また、乾燥まで一気にできるというメリットは非常に大きいです。我が家は部屋干しを多用するので、特に冬はバスタオルがスッキリ乾かずに地味にストレスでした。浴室乾燥機はあるのですが、乾燥に5時間程度かかるので、お風呂に入るには昼過ぎまでに洗濯を終わらせないといけないこと、お風呂に入るのに洗濯物を片付けるという作業が発生することが嫌であまり使っていませんでした。すぼら家庭的には、とにかく家事の作業を減らそうということで、洗濯から乾燥まで一気にできるドラム式に気分が傾きました。

そんな中、ドラム式に踏み切るのを躊躇していた一番の理由は、設置スペースです。我が家の洗濯機置き場はそこまで広くなく3方を壁に囲まれています。厳密にサイズを測ってみると、洗濯バンが60*60センチで左右に多少スペースがあるため、横幅的には置けることが分かりました。ただ、問題は奥行きでした。洗濯機置き場に扉がついており、ドラム式を置くと扉が閉まらなくなるのです。非常に悩みましたが、現時点で開けっ放しのままなので、扉を閉めることを諦めてよくね?ということで、ドラム式を購入することに決めました。

ちなみに、電気屋さんに行くと、実寸大の設置スペース確認シートという便利なものが配布されています。スペース問題で悩んでいる人はとりあえず、一度電気屋に行ってみるといいかもしれません。

どのドラム式にする?

上記で扉を閉めることを諦めた、と書きましたが、実は、一つだけ諦めなくてもいいドラム式があります。PanasonicのCubleです。

ただ、乾燥方式がヒートポンプではないこと、乾燥容量が3kgと少ないことから、せっかくドラム式を買うのにそれはないよね、ということでボツになりました。

なんとなくのブランドイメージから、日立のビッグドラム幅スリムタイプとPanasonicのななめドラムとの2択で悩み、ネットの口コミ(2ch、価格.com、Yahoo知恵袋、など)の調査や電気屋の店員さんとの会話などから、以下の理由でPanasonicに決めました。

・日立の風アイロンは強風なため、排水口が乾燥してしまい匂いが上がってくることがある

・日立のドラム式は埃掃除が大変で変なところに埃が入ったりするらしい

・クリーニング屋さんの洗濯機はPanasonicまたはSANYOらしい

・Panasonicの温水洗浄は温度を細かく設定できる

・某掲示板でPanasonic人気が圧倒的だった

個人的には、ドラム式の洗浄力の弱さを補う温水洗浄を重要視していました。Panasonicで温水洗浄機能がついているのは、最上位モデルのNA-VX9700と、購入したモデルのNA-VX8700の二つです。違いは、ナノイーが搭載されているか、操作がタッチパネルか、ふんわりジェット乾燥機能がついているか、の3つですが、ナノイーは別にいらないかなぁということで、NA-VX8700にしました。

正直なところ、どのメーカーもいいものを出していると思うので、どれにするかはインスピレーションだと思っています。

どこで買う?

購入する機種を決めたものの、大きな買い物のため、グダグダと迷う日々が続きました。価格.comを調べても、ヨドバシ.comと比べて劇的に安いわけでもなく、どこで買ってもあまり変わらないかもー、どうしようかなぁーと迷っていました。

そんな中、旦那がふらっと近所の電気屋に行き、実物を見て気分を上げて帰ってきました。歳末セールで5年保証つき税込278,424円で、表示額よりさらに安くしますよという値札が貼られており、どこまで安くなるんだろうね、ということで、次は私が電気屋に行ってみることにしました。

運良く(?)店員さんに絡まれたので、とりあえず、価格交渉をしてみました。5年保証つき(ドラム式は壊れやすいという噂があるので保証は必須)、送料・設置料・家電リサイクル料込み、消費税込み(意外と消費税が高い)で、23万(ネットで調べた保証なしくらいの金額)なら即決で買うと言ってみたところ、24万弱だけど、ポイントが5,000円分つきますよ、ということだったので、エイヤーっと購入しました。もしかしたら、さらなる交渉が可能だったのかもしれませんが、その労力もめんどくさいので、まぁいっか、となりました。

実際に使ってみて

設置した感じは以下の通りです。ぴったり収まっており、思ったより圧迫感はありませんでした。

何度か洗濯・乾燥をしてみましたが、圧倒的に楽になりました。洗濯しよう〜っという心のハードルが下がりまくりで、かなりのストレス軽減になっています。そこまで意識していませんでしたが、洗濯物を干す作業は思った以上に負担だったみたいです。

手間かもと思っていた乾燥フィルタ掃除は、フィルタが上部についており簡単に取り外せ、ちょっと拭えばすぐ終わるので、そこまで大変ではありません。放っておけば乾燥まで終わっているというメリットが大きすぎて、フィルタ掃除の手間は気になりません。

当たり前ですが、乾燥に向かないものもあり、旦那のシャツと子供のガーゼがシワシワになってしまいました。乾燥時にシワが作り込まれており、シャツの袖は蛇腹状の深いシワができていました。これらは洗濯だけにして、別途干す必要がありますが、干す量が激減しているので、あまり苦にならないと思います。

高価な買い物でしたが、便利家電は生活を楽にするので、値段分の価値はあったなと思います。

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