ルアンパバン3日目

Akihiko Satoda
Jan 26, 2018 · 3 min read

近所のJoma Cafeでブリトーを食べながら通りを眺めていると女性がバイクを停める。荷台に大人しく座り主人を待つ犬が、その場にいる全員の好奇心を吸い付ける。

日差しが強いので、何も予定がなければ、正午前から日没前までは屋外の行動時間から外れてしまう。時間をできるだけ有意義に使いたい日は、ツアーを入れて強制的に予定を確保するのがよい。部屋やテラスで無為に時間を過ごしてしまった日は、Mount Phousiに登って夕暮れの街を眺める。

一人旅の難点は荷物に何かと気を使わなければいけないことと、食べられる料理の量に限度があることだ。前者は他国ほどの心配はなさそうだが、後者はどうにもしがたい。メコン沿いのリバーサイドバーベキューは主に家族で鍋を囲む場のようなのでまたの機会にとっておくことにする。

Son Phaoに入ってラープカイを頼んでみる。思っていたよりあっさりなので、ついている丸の唐辛子をかじりながらたべる。カオソイを頼む。ライムと、お決まりの辛味噌を入れる。量を間違えることが減ってきた。辛さを自分で決められるスタイルはこの国の優しさか。スープに入れるものの中に砂糖がおいてあるのは南国流だろうか。

ここで8年ほど続けている店長夫妻は、日本人だ。スタッフは礼儀正しくて、とくに用事がないときもきっちり立っている。これは日本流だろう。人通りのそう多くないこの通りに店がいつも通り開いているのを確認してほっとするのか、メインストリートのお店の人が空き時間によく飲みに訪れる。この店ができたときに比べると、ルアンパバンはだいぶ人が増えているはずだ。これからも物価も地価も恐らく上がっていくのだろうが、日々気にしているのは調味料の輸入先であるタイとの間の為替だという。

夜になり静まり返った向かいのお寺をふと見やると、その前で店長が何故かたこ焼きの屋台を出している。思いついてからまだ一週間ばかりなのに、店そのものより通行客の目を引くようだ。さもありなん。

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Footsteps on the earth, and in the mind

Akihiko Satoda

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Programmer, with wanderlust

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