アプリに広まるApple Pay

Ayako Shimatani
Fashion-Tech News
Published in
3 min readFeb 16, 2016

Apple Payの普及は実店舗に限らず、今や数千ものアプリで利用できるようになっているという。顧客は素早い支払いが行えるため、導入企業はモバイル売上増加が期待できる。

本日()Apple Payを導入したクッキングキットアプリBlue ApronのIlia Papasは、アプリローンチ以来、Apple Payの導入を考えており、顧客からもそういった声があったと話す。

現在、Apple Payは様々なアプリに素早いスピードで普及している。

高価な機器が必要となる実店舗よりも気軽に導入できるからだ。

そして、スマホで指紋認証するだけで購入できるApple Payの手軽さから、導入企業は購入頻度や購入額の向上が期待できる。
例えばインテリアデザインアプリDomino Goは、Apple Payで支払う顧客向けに優待キャンペーンを行った結果、1日の平均売上が436%伸びたという。

顧客はApple Payを利用することにより、クレジットカードやデビットカードで支払う時よりも35秒早く決済を行える。ネットスーパーアプリのInstacartによると。顧客はApple Payを利用することで58%早く支払うことができ、その他の支払方法と比較すると、購入にかかる時間を平均1分短縮する事ができるという。

更に、Apple Payはカート離脱率低下にも貢献するという。メンズファッションサイトのJackThreadsでは、Apple Payで支払う顧客はその他の顧客と比べて購入完了する確率が92%高いのだそうだ。

記事セレクト: Yujiro Numata
翻訳: Ayako Shimatani

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