「ブログ」という名のビジネス

ブロガーがブランドそのものとなっていく現象について、Bag Snobなどを事例に上げながら述べ、この現象が起きている原因を、情報過多になっている人々が求めているのが、コンテクストとキュレーションであるからだと結論づけている。
Bag Snob (http://www.snobessentials.com/categories/all/bag-snob) のTina CraigとKelly Cookがブロガーではなく小売ブランドだとはっきり認知されるのに約10年かかった。
ブログとインスタグラムで成功し、数百万ドルを生み出すことができる者はBlonde SaladのChiara Ferragne (http://www.chiaraferragnicollection.com/it/) やごく一握りのプレーヤーのみである。
CraigとCookは既にNordstromやNasty Galで販売されるものと同じ価格帯 ($128ほど)のバッグを、Snob Essentialsというハンドバッグコレクションで発表した。
業界データによると、このブランド開始初年度にして数百万ドルを売り上げる勢いだという。 ブロガーがブランドになるのは、既にそのオーディエンスを有するという点で強い。ブロガーはセレブでもモデルでもなく、インフルエンサーだと言う。ただ既存のデザイナーとコラボするのではなく、コラボ相手の良さを最大化する。
Artisan House, Steve Russoなどの多くのハンドバッグ会社もSnob Essentialブランドを購入している。Craigは8種類のコレクションをHSNで初めて販売した。それ以降もHSN上で何度もコレクションを出品しているが、Snob Essentialsの商品は販売初日に完売してしまったという。
ブログには多くの人からの真剣な悩みが集まり、そこから情報を求めているという。そのブログ読者の声こそが強みである。Bag Snobはそのブログにe-commerce要素を追加しようとしている。
Blonde SaladのFerragniは自身のコーディネートをビジネスへと変換した最初のブロガーであると考えられている。
2014年9月WWDはFerragniが6–800万ユーロを売り上げる勢いだと報じた。収益の大部分はフットウェアブランドによるもので、世界の200のショップで扱われており2015年には米国にも進出しようと計画している。
2013年秋に最初のコレクションを発表して以来、彼女のラインは急成長しており、$220–550の小売店で扱われている。小売店で扱われているからといって彼女のウェブサイトが機能してないという訳ではなく、依然として彼女のウェブサイトは2014年200万ドル売り上げている。小売での扱い金額はその3倍にのぼる。
共同創業者のRiccardo Pozzoli氏によると、収益の構成比は広告(30%)、ブランドパートナーシップ(20%)、そしてコラボレーション(10%)であるという。
人々はコンテクストとキュレーションを求めているからこそ、このようなブロガーのブランド化が起こっているという。
Weiss Glossierは、自分のブログをプラットホームとして、そこで得た情報を自社の化粧品ブランドへと活用し、ブロガーからブランドへと転向しようとしている。Weissは2013年に200万ドルを調達した。