企業価値の4分の1以下で売りに出される、かつての$1 billion startup企業 One King Lane

Taiyo Uchino
Fashion-Tech News
Published in
2 min readFeb 2, 2016

One King Laneは急成長を続けるフラッシュセール家具通販サイトであった。個人投資家により$1 billionもの企業価値があったとされている。
しかし、最近になって企業評価額約$230 millionの4分の1以下で買収先を探していると、RecodeのDel Reyより報告があった。

フラッシュセール産業は2008年から2010年頃に収益を多く出し、投資家も大金を積んだために将来有望な市場として大変期待されていた。

しかし今、彼らに待つ未来が明るいとは到底言えないだろう。

Gilt Groupeもかつて$1 billionの価値があるstartupであったが、今では$250 million程度にまで下がり、オンラインのIKEA的存在であったFabもたった$20 millionで買収された。
One King Laneも恐らくこの二つの企業のようになるであろう。

Del Reyは、その評価が0とは行かないものの$150 million以下まで落ちるだろうと予測している。
One King Laneは、その全盛期に$230 millionを売り上げていた。

フラッシュセールビジネスの内部崩壊の背景が知りたい場合は、Fabの例を見るといい。

記事セレクト: Yujiro Numata
翻訳: Taiyo Uchino

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