Ecommerce: Who’s got the bigger piece of the pie?


E-commerceのプレイヤーを”E-commerce 1.0"(90年代からあるような古株。Amazon, eBayなど)と”E-commerce 2.0"(5年以内に創業したような新顔。Fab.com, Giltなど)、そして”既存ブランド”の3つに分類して比較すると、サイトの訪問者数の伸びで見ると”既存ブランド”は前年比35%増で、E-commerce 2.0の15%の伸びと比べても2倍以上の数字になっている。
理由はいくつかあって、下記の通り。
・オムニチャネル(サイトや実店舗など複数のチャネルでの接触)の活用により、顧客の獲得コストがゼロに近い(オフラインから流せばいいだから)ため
・百貨店などのサードパーティーストアで販売するよりも利率が高く、積極的にオンライン購入を奨励しているため
・オムニチャネルで接触した顧客は、シングルチャネルのユーザーより30〜60%も購入する傾向があるため
・店舗から得られるビッグデータを活用することで、より正確なターゲティングが行えるため
・それに加えオムニチャネルは、購入体験を最大限に高めるために複数のタッチポイントを通して顧客とエンゲージさせ、最終的にチャネルを超えた行動を促進する。例えば、E-commerceのトップ100サイトを対象にした調査では、あるブランドのオンラインサイトに満足したユーザーは、オフラインでも44%もより購入する傾向がある
その結果、ブランドのオムニチャネルが既存のE-commerce会社を駆逐するかもしれない。
個人的には、「既にエンゲージされたユーザーのオンライン化」だけで既存ブランドのE-commerceサイトはしばらく伸びると思いますが、「オンライン上で新規でエンゲージする方法や継続的にコミュニケーションを取る方法」を早いうちに会得しないと持続性のないものになってしまう気がします。ブランドにとって一番怖い相手は、「E-commerceをベースにしているんだけども、それだけではダメだと気づいてブランドの設計・構築について謙虚かつ迅速に学んでいくデジタルネイティブのスタートアップ」ではないでしょうか。