「WOOD JOB!」は初心者必見の林業映画。楽しみながら林業の一連の流れを知ることができる。

2014年に公開された映画「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」

林業、木材産業現場に興味のある方は是非バイブル的に観てみてください。
 
ここでは作品を二つのポイントで簡単にご紹介しておこうと思います。

先ず一つ目です。

「林業」という仕事の一連を知れる。

仕事として山林に入り、チェーンソーで伐採、木登りしてお手入れ、植林、そして販売会と、林業の仕事の一連のイメージを掴むことができます。 初心者にとってのまさに教科書的な作品。 都会では味わうことのできない自然エネルギーも感じ取ることができます。

0から学ぶ場合、先ずは「WOOD JOB!」を観てから細部に落としていくと入りやすいと思います。

ちなみに、ロケ地となった美杉町に関してもブログにまとめていますのでご覧ください。流石里山。ネタの宝庫です。

ポイントの二つ目は、山で働く上で心に留めておきたいことです。

農山漁村の伝統的な民衆思想が垣間見れる。

作中に登場する神去村の民衆には、山の神信仰が生活のベースになっており、それが伝統化し豊かな暮らしが生まれている。実際、この伝統・仕来りに反すれば「神隠し」に合うといったような描写もあります。 
 
48年に1度行われる「神事(オオヤマツミ)」に関しての描写がその信仰を顕著に表していました。祭り自体は壮大でクライマックスに相応しい迫力でしたね。 
 
我欲を中心に形成された現代社会に、必要な考え方として一部で注目され始めている「農山漁村の伝統的な民衆思想(=自然信仰的な祈りや願いや想い)」をこの作品からは垣間見ることができます。

伝統的な民衆思想に関してはこちらを参照ください。

以上の2点を知ることの出来る映画として「WOOD JOB!」は本当に良いです。

さらに、大自然を部隊にした映画なので都心で働き疲れているあなたの気分をリフレッシュしてくれる癒し効果もあります。

原作は三浦しをん(神去なあなあ日常)、監督はウォーターボーイズやハッピーフライトで有名な矢口史靖監督ですからね。 
 
コミカル要素もあって林業にそこまで興味なくとも楽しめる作品です。

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