DroidKaigiで見えた、クライアントエンジニア2.0の需要 ~技術×〇〇の視点をもつクライアントエンジニア~
DroidKaigi2019にSpeakerとして参加してきました。
今回は「マテリアルデザインの起源とベースとなる哲学」というテーマで登壇し、クライアントエンジニアとして取り入れると役に立つデザインの視点について話をしてきました。
250人収容の大きいルームで同時通訳付きということで海外からの方も含め様々な方に聴いていただくことができました。
Twitterなどでも非常に嬉しい反響をいただきました。
「クライアントエンジニア2.0」の需要
今回のDroidKaigiの他のセッションを見渡して個人的に印象的だったのは、「技術×プロダクトグロース」「技術×デザイン」などの技術×〇〇の視点からエンジニアリングを捉えた講演がいくつか見られたことでした。
自身もエンジニアでありながら建築デザインのバックボーンをもつことを活かし、今回エンジニアの視点からデザインの捉え方についての登壇をすることになりました。
・アプリをさらに成長させるための技術戦略(振り返りとこれから)by shaunkawano
・「Android アプリ開発における、デザイナーとエンジニアのワークフロー」by taquo
技術×〇〇の視点をもつ発表には実はある重要な共通点があったなという感想を抱いています。
どれも「プロダクト志向」「ユーザー志向」な発表になっていたという部分です。
ユーザーにいかに価値を届けるかという目的のため、エンジニア以外の視点を取り入れた内容になっていました。
Twitterを覗くと、こういった発表はどれも反響も良かったようでプロダクト志向で別視点をもてるエンジニアの価値を多くの人が感じているんだなと実感しました。
弊社でも、「データ分析×エンジニアリング」「組織マネジメント×エンジニアリング」「管理栄養士×エンジニアリング」など複数の視点でエンジニアリングを捉えプロダクトに反映できる人材の活躍が目立っており、ますますその需要は増していくと感じています。
特にクライアントエンジニアはエンジニアの中でもUI/UXといったユーザーに近い部分を専門にします。
ユーザー価値を大切にし、ユーザーに近いエンジニアリング視点と他の専門性の掛け算により急激に技術が発揮できる価値を高める。
そんなエンジニアの枠にとらわれないクライアントエンジニア2.0とも言えるような人材が今求められているのではないでしょうか。
こういった傾向は他の職種にも言えるかもしれません。
弊社では職種の枠にとらわれないプロダクト志向な専門性を発揮できる「エンジニア2.0」「データアナリスト2.0」「QA2.0」を募集中です。
私自身はキャンプ×エンジニアという視点で「キャンプのえんじにあ」というアカウント名でTwitterをやっています。
趣味のキャンプや建築家の友人協働のテントづくり9割。時々エンジニア的なこと1割をつぶやいています。
アウトドアなクライアントエンジニア2.0にご興味が湧いた方は是非フォローしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!