RubyKaigiお留守番組でRailsのバージョン上げをしていました!

kenjiszk
FiNC Tech Blog
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4 min readApr 23, 2019

こんにちは、FiNC Technologiesでエンジニアをしている@kenjiszkです。今回は、4/18~20に開催されたRubyKaigiの裏側でお留守番組のエンジニアたちがRailsのバージョンアップをしていた様子をお届けします。

RubyKaigiに参加している面々。今回は彼らの話はしません。

なぜ開催された?

弊社のアプリケーションはほとんどがRailsで書かれており、基本的にはセキュリティパッチが当たるバージョンを保つように定期的にRailsのバージョンあげを行うことにしています。また、定期開催されているサーバーサイドエンジニアの情報共有ミーティングで全Railsアプリのバージョンがどのくらいか?という確認もしています。

あれ?Rails 4.2?

声を大にして言えませんが、Rails6のリリースが注目される昨今、Rails4がいるではありませんか!

これは一大事!ということですぐにバージョンをあげよう!ということにしました。

せっかくなのでお祭り感を

とはいえ、バージョン上げ作業はそれなりに重い作業で、日々の業務に追われながら同時にサクッとできるものでもないので、何かのお祭りに便乗してしまおうと考えました。

そこに丁度よくあったのがRubyKaigiです。

RubyKaigiに出かけるエンジニアたちのお祭り気分が羨ましかったので、お留守番組もお祭り気分を味わうために裏番組を作りました。

slackでの呼びかけ。RubyKaigiを意識しすぎ。

Railsアップデート祭り開催

そしてお祭りは開催されました。

社内のお留守番組が集まって誰がどれをアップデートするか決めた後に取り掛かり始めます。

意気揚々と集まるメンバー達。

ホワイトボードには進捗表も。

基本的には殆どのアプリが5.1以上ではあります。

結果

合計6個のアプリケーションのバージョンアップに成功しました!

また、残っている4.2もすでに手をつけていてもうすぐアップデートが完了する予定です。

全部アップデート完了!とまではいきませんでした。。

振り返り

マイクロサービスを運用する時の一つの辛さとして、アップデート対応の数が増えるということがあると思います。基本的には各アプリケーションの担当者が自主的に自律的にバージョンを上げていくことが大事ですが、様々な理由でそれが難しい場合もあります。

そんな時に今回のようにお祭り気分で皆でガッと上げるのも効果的だなと感じました。

来年は?

基本的には、バージョン上げは、最新との乖離が進めば進むほど辛いので、こういった活動に頼らずに常に新しい状態をキープできる状態を各自で作っていけたら良いと考えています。

その上で、組織としてもイベント的に貢献できるような仕組みを考えながらサポートしていくことで、HappyなMicroservices運用を目指しています!

Ruby大好き!Rails大好きなエンジニアさんはぜひこんなFiNC Technologiesに遊びに来てください!

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kenjiszk
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Site Reliability Engineering Dept. Manager in FiNC.