全速前進：Flowの未来を共に育てる

本記事は、Dapper Labs の CTO で Flow のチーフ・アーキテクトである Dieter Shirley さんによるこちらの記事を日本語に翻訳したものです。

私は Flowの 将来について、これまで以上に強気です。

Web3 は山あり谷ありですが、2022 年は Flow のエコシステムにとって力強い成長の年でした ― そして、2023 年はそこからさらにヒートアップします。昨年は開発者コミュニティが 12 倍に増え、Dimenxion X、OnChain Studios、Joyride Games など 12,000 人以上の開発者が革新的で画期的な新しいプロダクトを発表しました。また、Ticketmaster や Mattel といった圧倒的な人気ブランドも他のブロックチェーンから参加し、Doodles 2 をプラットフォームに迎えて新年をスタートしました。私たちは、日次および週次の取引ユーザー数の新記録を更新し続け、日次取引はイーサリアムを大きく上回り、Flow は世界で最も取引される NFT 向けブロックチェーンであり続けています。

Flow は、パーミッションレスなスマートコントラクトのデプロイ、ノードの運用、パフォーマンスの向上、重要なネットワークのアップグレードなど、エコシステム全体で複合的な成長を遂げました。Flow は分散型であり、Flow エコシステム保護区の大部分はそのまま残されています。つまり、マクロ経済的な逆風は、Flow の成長に貢献する様々なチームに資金を提供する能力を妨げておらず、2023 年をこれまでで最も好調な年にするための軌道を変えることもありません。

今後の展望として、コミュニティが共通の目標に向かって協力し合えるよう、エコシステムの優先事項 をまとめました。10 億人以上の人々を結びつけ、Web3 をより身近なものにするという目標のもと、Flow の将来は、インフラの成熟度とスケーラビリティを中心に据え、ビルダーとプロジェクトが成功するための最良の基盤を提供することにあります。

2022 年から業界として学んだことがあるとすれば、長期的に構築することがプロダクトの持続可能性を維持し、最終的にブロックチェーン技術のマス・アダプションを可能にするということです。だからこそ、私は Flow のエコシステム全体で考案され、提供されているイノベーションに常に刺激を受けています。皆さんの仕事は、私たちが Flow の設立時に抱いていたビジョンを実現するものであり、多くの場合、当時は想像すらできなかった方法でそれを実現させています。

Flow を選んでいただき、ありがとうございます。2023 年、そしてそれ以降も、私たちが一緒に何を成し遂げるか、楽しみでなりません。

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