Flutterで環境ごとにビルド設定を切り替える — iOS編
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31 min readJan 7, 2019
モバイルアプリ開発において、環境ごとに設定を変えてビルド・配信することはほぼ必須と言えます。最低限、以下くらいには分けると円滑に開発・テスト・リリースができます。
- 開発環境版
- 社内テスト配布版(個人開発なら無くとも何とかなる)
- リリース版
さらにCIサービスを使うなどして諸々自動化できるとなお良いです。本記事ではこれをFlutterではどう扱えば良いかを解説していきます。
サンプルもこちらに置いてあります:
公式ドキュメントの不在
まず、公式ドキュメントが充実しているFlutterには珍しく、そこにはFlavorの説明がありません。
また、 flutter run --help
で確認しても次のような簡素なヘルプが出るだけです。
というわけで、上の公式ドキュメントにリンクが貼られている以下の2つの記事がまず一番信頼できそうなので、それを参考にしつつ実際に手を動かしてみました。
その他、”flutter flavor”(+知りたいキーワード)でググったり、Issue検索するとそれなりに情報は出てきます。
なお、Flavorに関すること以外は公式ドキュメントでもしっかり抑えられていて、これらも十分参考になります。