レスポンス機能の改善
より洗練されたレスポンスの通知やステータス管理方法についてご紹介します
レスポンス機能は Medium のライティング・エクスペリエンスにおいて大変重要な役割を果たしています。Medium というネットワークを介して、アイディアがお互いに積み重なりあいながら広がっていくために、レスポンス機能は存在します。ただし、レスポンスが繁栄するとストーリーやレスポンスを通じてどのような会話がなされているのか、すべてを追跡することが困難になります。先週になりますが、これらの問題を解決するためにいくつかのアップデートを実施しました。それは、レスポンスに重点を置いたエクスペリエンスをよりシンプルに、かつ洗練させるための改善です。
今回ご紹介する内容は、レスポンスを取り巻く改善としては初めてになります。また、これまで Medium に寄せられたユーザビリティ上の課題などのフィードバックを基に育てられました(まだたくさんありますよ)。
レスポンスに返信する
私たちはストーリーに寄せられる多くのレスポンスを簡単に管理できるような方法を考えました。ライターはレスポンス専用のページなど、別ページに遷移することなく、その場でレスポンスを確認することが可能になりました。ストーリーにレスポンスが投稿されると「Manage responses」というメニューが表示されるようになります。新しく投稿されたレスポンスに関する通知メール経由でも、レスポンスを管理するためのページに遷移可能です。
対象のストーリーに寄せられたすべてのレスポンスを一箇所に集約することによって、ストーリーを介して発生しているすべての会話を理解し、継続して読み書きが続けられるようになることを願っています。
レスポンスの通知を受け取る
ストーリー公開後に短い期間で複数のレスポンスを受信した場合の喜びや興奮を思い出してください。新しい会話が始まるその瞬間に、多くのメールや通知によって影が薄くなってしまっては無価値に等しくなってしまいます。あなたはきっと、自身が記したストーリーに対していつ、レスポンスが寄せられているのか気になっていることと思います。それも、うるさくない範囲で。
加えて、あなたのメールボックスがゴミだらけにならないよう、レスポンスを受け取ると配信される多くの通知メールもシンプルにしました。「See all responses」ボタンを押下すると、今回より新しく準備されたレスポンスを管理するためのエリアに遷移します。これまでの Medium における通知と同様に、アクティビティフィードは複数のレスポンスをグループ化して通知してくれるようになります。結果としてどこで会話が始まっているのか、その発生源をたどることができ、ひとつひとつの通知を辿ることなくその場にすぐに遷移できるようになります。
レスポンスのステータスを管理する
どれだけの人が読んでくれたのか、レスポンスをしてくれたのか、レコメンドしてくれたのか — Medium でストーリーを記していると把握できるこれらの情報も、同じようなストーリー同士で比較することによって、より読者の関心を理解することができるようになります。
レスポンスに軸を置いたステータスは、管理画面内に独立したタブとして配置されるようになりました。あなたが記したひとつひとつのストーリーに対して、読者の方々がどのようなアクションを起こしているのかを把握することができるようになります。
次に向けて
Medium では既に次回の改善に向けて動き始めています。次のアップデートまで、ぜひ Medium で書き続けてください。あなたが記したストーリーが輝きつづけられるように、少しづつ良くしていきます。