パブリケーションの5つの新機能
今年4月にパブリケーションの大幅な機能拡張を発表して以来、パブリケーションは Medium でなくてはならない存在となりました。
パブリケーションは共通のテーマ — もしかしたら同じ企業かもしれません — に基づく複数のストーリーを束ねる空間として進化を遂げてきました。カスタムドメインやファビコン、パブリケーションをフォローしているファンへのお便り(レター)、ブランディングツールとしてのカスタマイズなど。そして何よりも、誰でもパブリケーションを開設することができます。
1. RSS
Medium で書くということは、Medium の巨大なネットワークにストーリーが流通するということです。しかし、Medium の外の世界でも Medium のストーリーを RSS 経由で読みたいというユーザーはいると思います。今回発表する5つの新機能の内の1つは、全文の RSS フィードの提供です。パブリケーションの設定(Settings)画面より RSS フィード経由の配信情報を設定できるようになりました。パブリケーションのステータス上表示されている数値は、RSS フィード経由の数値(Views, Reads, Read Ratio など)も含まれるようになります。
2. URLのカスタマイズ
お待たせしました。これからは、Medium で公開したストーリーの URL を自由にカスタマイズできるようになりました — この記事の URL もカスタマイズしています!それが例えパブリケーション内であろうとなかろうと、SEO に最適化した URL をあなた自身の手で設定することが可能になりました。
3. ナビゲーション
先月も発表しましたが、パブリケーションのトップページにナビゲーションバーを追加することができるようになりました。設定したナビゲーションは、対象のパブリケーションに属しているすべてのストーリーの上部に表示されます。私たちはスマートナビバーとも呼んでおり、ストーリーを読むことに集中できるよう、画面をスクロールするとナビバーは非表示になります。そして、遷移したい場合にのみ、再表示される、とても賢いナビバーです :)
Medium Japan からの補足:今回のアップデートでは加えて非英語圏の言語 — 日本語含む — をナビゲーションのラベルとして設定することができるようになりました。
4. ナビゲーションのリンク
現在のナビゲーションは特定のタグが設定されているストーリーにリンクするようになっています。例えば、「Fashion」タグが含まれているストーリーへのリンクを「Fashion」として追加するような具合です。まだ初回のアップデートではありますが、今後は個別のストーリーに直接リンクが設定できるように開発を進めています。例えば問い合わせや About ページなど、固有のストーリーへのリンクを設定することが今後可能になります。
5. パブリケーションのプロフィール
パブリケーションにカスタムドメインを設定されている方であれば、特別なプロフィールをエディターやライターである方に提供しています。読者の方がパブリケーションのユーザーネームを押下すると、特別にブランディングされたプロフィールとストーリーの一覧が表示されるようになります。
カスタムドメインを設定する方法についてはこちらをご覧ください(英語)。
私たちはパブリケーションがこれからもパブリッシャーにとっても読者にとっても心地よい空間であり続けるように引き続き努力して参ります。もしこうしたほうがいい、などのアドバイスなどがあればぜひレスポンスで教えてください :)