タイトルやサブタイトル、見出しの設定方法が改善されました

Medium Japan
for Shirusu
Published in
4 min readAug 4, 2016

by elizabeth tobey

文章の読みやすさは文章そのものの構造よりも重要です。それは、ウェブページ上で表示される文章そのものの価値に影響します。

私たち Medium の目的は、ストーリーテラーが快適なライティング・エクスペリエンスを体験できるための空間を提供し、彼らが求めるオーディエンスの元に届けることです。そして本日、タイトルやサブタイトルの改善についてご紹介できることを大変嬉しく思います。小さな小さな改善かもしれませんが、大きな一歩でもあります。

従来の Medium のエディターは、2つのタイプのタイトルやサブタイトルをサポートしていました。H1H2 です。一般的にこの両者は同じような目的(実際には全く異なるのですが)で使用されています:

  1. ストーリーのタイトル、サブタイトルとしての活用
  2. ストーリーを複数のセクションに別けるための見出しとしての活用

以前、私たちはどちらの目的でも同様のタイトルやサブタイトルの形式を適応できるようにサポートしていましたが、文中の見出しとしてのタイトルやサブタイトルがストーリーの冒頭に配置されるタイトルやサブタイトルと同様の表現を用いていました。

Medium で日々ストーリーを記してくださるライターの方々はタイトルやサブタイトル以上の活用方法を見出していました。しかし、この活用方法を実際に採用し、最適化することが私たちの使命だと考えました。

Medium というプラットフォームに存在する創造力が豊かな方々には常にインスパイアされています。私たちはタイトルやサブタイトル、ないしはそれに等しい見出しをストーリーのタイトルとして、そしてセクションごとの区切りとして適応できるような改善をこの度施しました。

新しくなったタイトルとサブタイトルのご紹介

読みやすさのための改善

タイトルやサブタイトルを特定のユースケースに限定するのではなく、ストーリーを記す際にタイトルやサブタイトルがストーリーの上部、または文中の見出しとして配置されているかを読み取ることで、お互いが干渉しないような表現を心掛けました。

対象の文章を選択した際に表示されるツールバー上の H1H2 といった表現を避け、直感的に該当のメニューを選択することで、どのようなフォーマットに適応されるかをわかりやすく表現しました。なぜなら、タイトルやサブタイトルを示す HTML の構造上の用語は特定のユースケースに限定してしまっているためです。

これらの改善はすべてのストーリーに適応されます。ストーリーを書くだけで、タイトルやサブタイトル、各種見出しが自動的に最適な形式にフォーマットされます。そうすることで、ストーリーを書くことだけに集中し、美しく見せるためのフォーマットに労力を費やさずにすみます。

Medium は常に進化しています。私たちはこれからもみなさんのライティング・エクスペリエンスをより良いものに、かつ美しくすることを約束します。今回ご紹介したタイトルやサブタイトル、見出しの設定をぜひお楽しみください!いつものように今回の改善に対する意見や質問をレスポンスにぜひお寄せください。そしてこれまで以上に素晴らしいストーリーを公開し続けてください

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