生涯1つの会社に勤めるケースは稀。ならばスキルと人間力が鍛えられ、天職を見つけられる会社にしたい。

爲廣 慎二
FREE TAM
Published in
4 min readDec 16, 2017

スローガンはこんなふうに考えています。

BE HAPPY!
自分をハッピーに、周りをハッピーに、社会をハッピーに。

ポジティブで前向きがいい。
周りと比較して、良いとか悪いとか、そういう尺度を自分の中から取っ払う。

好きなことをやる。
好きな仲間とやる。

ボクは今やってるこの仕事が趣味だし、
趣味のヨットも仕事も並列で自分の中では特に区分けがない。
これはとんでもなくハッピーなことなんだと思う。

でも仕事というかなり過酷なスポーツが趣味なわけだから苦しいこともいっぱいある。
でも苦しいことや、壁にぶち当たることがいっぱいあるから、もっとうまくなりたいといつも思う。

ヨットも突き詰めるとこれほど過酷なスポーツもない。
荒れてる海で何時間も波をかぶりながら指が動かなくなって「もうあかんわ」と思いながら、
なんでこんなことしてるんやろ?とよく疑問に思ってきた。
でも辞められない。
やっぱり海が好きで、ヨットが好きなんだと思う。
家族は変態なだけやん、と言うけど。

仕事もよく似てる。
「もう辞めや!」「もうあかんわ」と1週間に3回くらいは思う。
でも辞められない。
今やってる仕事が好きなんだと思う。

25年間も「もう辞めや!」「もうあかんわ」と1週間に3回くらい思ってきた。
会社が爆発的に成長できたわけじゃないけど
まったく後悔していない。
これからの40年目に向けてもこの過酷なスポーツのゴールを粛々と追いかけていくだけ。
趣味だからだと思う。

仕事は趣味と言うと、それをワーカホリックと言う人もいるけれど
ボクにとってはこんなハッピーなことはないのです。

クリエイティブとテクノロジーを使い倒す、「自然派集団」になりたい。

テクノロジーが
仕事の内容も仕方も
コミュニケーションのアホほど早くなったスピードも
生活そのものも
大変革をもたらしている、まさにその真っ最中で生きている。

ある意味、オモロイ。

でも、自然(ネイチャー)と向き合いたい!

テクノロジーと対極にあるからそう思うのだろうか?
ヨットに乗って海に出ていると、
ITとかAIとかテクノロジーとかデザインシンキングとか~~~とか、ということがリセットされる。

自律神経というのがあって、
それは自分ではコントロール出来ない神経だそうだで、
自然の中に浸かると
その緊張している自律神経がリセットされるから
よりハッピーになれるのだと、カゼ引いた時に行った医者に言われたことがある。

「風邪引き始めたら、ヨットに乗れ!」と。
「そうすれば風邪が治る。」
それで、頭痛の時も風邪のときもヨットに乗ればだいたい治るから、自然には魔法の力があると思っている。
(インフルエンザの時は治りません)

「自然派集団」になりたい。

スキルと人間力が鍛えられ、天職を見つけられる会社にしたい。

「自分をハッピーに、周りをハッピーに、社会をハッピーに」しようと思って仕事と向き合えばいいと思う。
ルールみたいなもんは作りません。
大の大人が管理されるなんかアホらしいとずっと思ってきた。
だから勤怠管理なんかしないし、
評価制度なんか導入しない。
待遇なんか自己申告で良い。
それが普通に自然なことだと思っています。

評価制度なんか、最悪の最悪の制度だとずっと思ってきた。
一生懸命、いい仕事をすれば、まわりは自然とわかる。
もし、わからないなら、その仕組みがマズイのだと思う。

仕事も(ヨットや他の趣味でも)過酷なスポーツなんだけど、
好きだからやれると良いと本当にそう思います。
苦しいことや、壁にぶち当たることとか、いっぱいあるけど、
それを自分で乗り越えていくことが大事なんだと思う。

しんどいこともいっぱいあるけど、
それでも「好き!」「やめられない」
という仕事が良いですね。

そうすれば、
スキルと人間力が鍛えられるし、
その継続の中から、
天職が必ず見つかる。

そんな会社や「場」でありたいです。

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爲廣 慎二
FREE TAM

プロダクション・エージェンシー 株式会社TAM代表。TAMは「生きる力を鍛える場」として、自由な働き方と個人のキャリアづくりが共存できる組織を目指しています。「自由と厳しさ」を一人ひとりの経験・スキルと目指すべきキャリアに応じて柔軟に両立できる組織でありたいと思っています。