
モノの整理整頓とベクトル
僕がモノの整理整頓を開始したのは2015年の春からですが、その時の僕は立ち止まりたい気分でした。
その前年の2014年にいろいろ行動しましたが、行き当たりばったりでまるで上手くいかず、自分が正しい選択をできているのかよくわからなくなっていました。
間違った選択ばかりしているような感覚があったのです。
人生は選択の積み重ね。
30代でフリーターである僕の現状をつくりだしたのは、今までの自分がbadやworstな選択を積み重ねたから。
現実はいつも正しい。(※1)
その現実をつくりだしたのはまぎれもなく過去の自分の選択なのです。
もし人生を諦めずに、これからそれを立ち直らせていくとするならば、これからbestとまでは言わなくてもbetterな選択を積み重ねるしかない。
ではどうすれば一つ一つの選択をbetterなものにできるのか?
その時の僕はそんなことを考えていました。
ここで少し選択についてしゃべります。
僕は一つ一つの選択はベクトルに例えることができると思っています。

そしてベクトルには以下の6つの要素がある。
What 何をやる?
How どんな方法でやる?
Where どこでやる?
Who 誰とやる?
When どのタイミングでいつやる?
How much どれくらいの量やる?
何かを選択する時これらの要素を考え、決めなければいけない。
誰だって、いつだって、選択できるベクトルは複数存在あるでしょう。(もちろん人によって選択肢が多い少ないはありますが)
量を決めるのは動き出してからで構わないが、他の要素は動き出す前に一通り、自分の頭で考えておくことがすごく大切なのでは?
これらの選択を正しくするために大切なのは「今」この瞬間の思考にどれだけ集中できるかにかかっているのではないか?
考えることにフォーカスしたい。
そして、ベターやベストな選択を積み重ねたい。
そんなふうに考えていた僕は、ふと2014年に読んだ「プロギャンブラーのぶきさん」のこの記事のことを思い出していました。
もし自分の所有物がリュックサックひとつ分しかなければ、どこにいても心の中が清々しく気持ちでいれるだろうな〜。
そして、自分の所有物がリュックサックひとつ分しかないようなスッキリとした状態であれば、考えることにフォーカスしやすい!
と直感的に思いました。
僕はごちゃごちゃとしたモノに囲まれているとすごくストレスが溜まります。
ストレスが溜まった状態が日常化してしまうと、イライラしやすくなり、思考力が低下し、考えることをあまりせずに勢いやなんとなくで選択をしがち。
だけどそのストレスを減らせれば、少なくとも選択する前に一呼吸置いて、落ち着いて考えることはできるようになりそうだ。
そんなふうに思い、昨年の春にスタートして、この一年コツコツと所有物の整理整頓をおこなってきました。
そして、1年以上経過し全体の7割ぐらいは完了した今、この考えは間違っていなかったと言うことができます。
整理整頓を始める前と比べ、
一つのことに没頭できるようになった!
毎日毎日、瞬間瞬間を新鮮な気持ちで生きることができるようになった!
今この瞬間に集中できるようになった!
また以前より考えることに集中できるようになり、思考力がついたと思います。
翻ってみると以前の僕は、選択する際になんとなくの直感だけで決めて動き出し、ただひたすら量だけを追い求めていた気がします。
今は選択して行動に移す前に落ち着いて考えることはできるようになりました。
これらが今、実感している成果です。
残念ながら、まだ何も成し遂げていない今の段階では、考えることに集中しやすくなった先に、betterやbestな選択をできるようになったと言うことまではできません。
それが言えるのは実際に成果を出せてからです。
今、自信を持って言えるのは、整理整頓をすることで「今」に集中できやすくなるというところまで。
実際の成果につなげ、「整理整頓の結果、betterやbestな選択をできるようになった!」と言えるにはもう少し時間がかかりそうですが、これからももう少し整理整頓を続けていこうと思っています。
それでは。
※1 立川談志「 よく覚えとけ。現実は正解なんだ。」