断捨離に至るまでの記録
さて私が断捨離をしようと思い立ったきっかけを書こうと思います。ざっくり書くと3段階。
- 個人事業主である私のところに事務所兼自宅に税務調査が入ったくだりでモノを捨て始めた
- 税金支払いの必要に応じて不要物を処分し始めた
- とあるyoutuberを知って彼らの発言に衝撃と感銘を受けた
税務調査がきた!
巷では最近芸人Tさんの納税の話題で持ち切りでしたが、私も他人事ではありません。
忘れもしません。2018年9月初頭。仕事の合間に同僚と自分の抱えるチームについてアレコレ話している最中に一本の電話がきました。
税務調査させてもらいますが、同意してくださいますか?
個人事業主になって12年弱。ついに来たか!
細かいことは今回書きません。自分のところに税務調査きちゃったよ!どうしよう!って方がいれば体験から僅かながらでしょうがアドバイスできると思いますので個別にご連絡下さい。
税務調査に備えて書類を整理、部屋を整理。税務調査がやってくるという例えようの無い精神的負荷と書類の整理という物理的負荷が極限まで掛かった限界に近い状態になりました。
通常なら保持と考えが働くものが、使ってないからいらない捨てる!という思考に強制的になっていました。今思えば断捨離する際の持つべき思考に強制的になっていたように思います。
量で言えばこの時が一番多く捨てました。粗大ゴミだけで200kgはあったと記憶しています。
不用品の処分
税務調査のくだりで結構モノが減ったのでこのままもっと断捨離しようと思ってはいたのですが、結局半年以上経過してもモノは減らず、少しづつまた増えていきました。
ある時、モノグサな心に鞭を売って1番高く売れるだろうベースを売りに行きました。
10年前に40万で購入、それが買取額15万。中々予想を越える額でその喜びと何だか少し晴れやかな気持ちになったのを覚えています。
家に帰るとベースが無い寂しさは全く無く、売ったという達成感があり、やっぱりもう少しモノを減らそうと思いました。
このあたりから断捨離・ミニマリスト系の動画やブログ記事に興味を持ち始めて見るようになりました。
ロン毛と坊主との出会い
私はyoutubeを見るのが大好きで暇さえあればyoutubeを垂流し状態で生活しています。
私は特に洋服が大好きで、ファッション系の動画を見る機会が多いのですが、ある時おすすめ動画としてロン毛と坊主とYuTubeというチャンネルが現れたんです。
ロン毛と坊主のお二人。2人とも以前はニューヨークにお住まいで、ロン毛さんはフォトグラファー、モデル、KEI SHIGENAGAというアクセサリーブランドのプロデュース。坊主さんは以前Y-3に在籍していたようです。ここまでで凄い経歴ですよね。
当然のことながらお二人共もファッションに拘りがあり、服は去ることながらライフスタイルもスタイリッシュ。
服好き=沢山の洋服を持っている=マキシマリスト≠ミニマリスト。
私がそれまで想像するミニマリストは、私服の制服化を大々的に謳っていて、ファッション性は最低限のイメージ。スティーブ・ジョブズのように毎日同じ服を着るというメリットは凄く合理的で素晴らしいと思いますし、それが逆に個性という話も全然否定的ではありません。
ただやっぱり洋服が好きなので自分はそういうスタイルに成りえないと思っていましたし、ライフスタイルとして違和感みたなものは感じていて、しっくりこなかったんですよね。
そういう印象をミニマリストに持っていたのですが、彼らの動画を見進めて行くと…。
おお!この人達、めちゃくちゃモノ持ってないじゃない!
それは固定概念壊されて凄く衝撃的で格好良く映りました。
更に動画見て行くと…
R:その質問が来た時に、軽いノリでスピーカーが欲しいとか車が欲しいとかポンポンでるけど「それが本当に欲しいモノですか?」ってなると、中々
W:もううちらの欲しいものって、必要なことと結びついてる感があるもんね
その言葉に何故かもうハッとさせられて
私が手にしたモノは確かに欲しかった。でもそれを手に入れる時に、それが必要なことと結びつくかとどうかは考えてもみなかった。
何かこう、
あぁこれだ…
と腑に落ちたんです。
それからというもの一気に断捨離が加速。先月から今月にかけて更に100kg程度のモノを手放し、現在も継続中です。
このような経過が私に齎したモノは想像以上に大きく、考え方や行動に影響を与えています。Mediumにてこうして文章を書いているのもその恩恵だと思います。
40歳ともなるとアイデンティティの形成は完成され、これ以上の変化など起こらないのだろうと思っていましたが、やはり長い人生何があるかわかりませんね。
今はモノを手放しながら自問自答し、自分にとって必要なモノ、大事なモノを見極めることができればと願っています。
長文駄文失礼致しました。最後まで読んで下さいありがとうございます。
下手くそなライティング、投稿の頻度はあまり多くありませんが、引き続き暖かく見守って頂けると幸いです。