Function X: Hash Out 2021年5月号

Japan - Nanna
Pundi AIFX
Published in
12 min readMay 28, 2021

Keep BUIDLing

Function X チームにとって 、この5 月は忙しい一か月でした。メインネットのローンチが最終カウントダウンに入り、ステーキングが50日以上続いています、そしてフィードバックに基づいてプロダクトの改善をしています。この記事では、プロダクトのアップデートと、Function X での今後の発展に関する詳細情報を伝えたいと思います。

より詳細なことを知るために、Twitter, Facebook, Reddit またはGithubをフォローしていただければと思います。アイデアを共有し、Function X エコシステムをより良くするための構築に参加することに興味がある場合は、公式のFunction X Forum日本語はこちら)に参加してください。

f(x) Wallet アップデート

分散型ウォレット f(x) Wallet は 4 月にローンチされ、この 2 か月間で高いトラフィックを獲得しています。PUNDIX と FX のステーキングは 2021 年 4 月 6 日から可能であり、同トークンの全所有者は両トークンをステークさせ FX トークンの報酬獲得できるものです。コミュニティからのフィードバックに感謝し、アプリケーションを改善し続けていますが、先月よりリリースされたいくつかのアップデートプログラムには、次のようなものがあります。

  • ガス設定の初期値改善など
    初期のステーキング手続きで、f(x)Wallet アプリのガスリミット設定が低いために、一部のユーザーが「トランザクションの失敗」を経験したことを認識しています。アプリのアップデートのリリースに加えて、Pundi X ファウンダーは、この期間中に同問題に遭遇したユーザーに ETH をエアドロップしました。
  • ウォレットの作成を経てバックアップするようにユーザーに警告するポップアップを追加
    f(x)ウォレットはプライベートな分散型ウォレットです。分散型ウォレットを使用するメリットに気付いていない人が多いことがわかりました。その利点の 1 つは、正規格秘密鍵 (リカバリーフレーズ) を持つウォレット ユーザーのみが自分のウォレットにアクセスできることです。つまり、これはブロックチェーンウォレットを使用する上で非常に重要なことです。ただし、このメリットには、秘密鍵を安全な場所に保管するという追加の責任が伴うことになります。“Not your key, not your wallet”を忘れないでください。
  • デベロップパイプラインの新機能
    The engineers are also developing new features based on the community’s requests, and these features will be reflected in updated versions of the application in the upcoming weeks. Please understand that these are works-in-progress in the pipeline.エンジニアはコミュニティのリクエストに基づいての新機能も開発しており、これらの機能は今後数週間のうちにアプリケーションのアップデート版に反映される予定です。これらはパイプラインで進行中の作業であることをご理解ください。
    - Binance Smart Chain 対応
    - XPOS オンチェーンセールとキャッシャー対応 通称分散型 XPOS
    - ビットコインアドレスの切り替え: レガシー, SegWit, それにNative SegWit
    - アセット別の取引履歴表示
    - UI 改善
    , より若干高めに設定された推奨ガス料金など失敗の可能性を減らすためのイーサリアムのデフォルトトランザクションだけでなく、高いガス料金を強調するポップアップ アラートなど
    - 日本語のサポート

Function X メインネットアップデート

ソース: https://preview.functionx.io

今後数週で、現在開発中の多くのアップデートが行われる予定です。先月発表されたように、Function X Mainnetは、ステーキングプールのFXトークンが75,720,905トークン(現在の供給量の20%)に達してから7日後に稼働します。

4月のHashoutで公開されたFXコアのブロック報酬の重要なポイントもいくつかあります。 その概要は次のとおりです。

これらの数値は Function X Foundation によって提案されたものであり、すべての読者へReddit グループまたはFunction X forumでコメントし、ディスカッションに参加することをお勧めします。

$FX は、Function X プロジェクトのガバナンス トークンです。 $FX は、イーサリアム (ERC-20 として) と Function X メインネットの両方に存在します。

$ FXは、常にイーサリアムとFunction Xの間で相互運用可能です。この相互運用性により、一定の供給を維持しながら、ユースケースと流動性が可能になります。

これは、たとえば、トークンがFunction Xメインネットからイーサリアムに移った場合、Function Xのトークンが破棄され、新しいトークンがイーサリアムブロックチェーンで作成されることを意味します。これにより、$FX がチェーン間を移動する場合でも、トークンの総供給量が一定に保たれるわけです。

メインネットの他に、チームは Function X DEX と Function X Synthetic Assets Platform も構築しています。 Function X DEX は、Function X チェーンに基づいた分散型取引所のように機能する Web ベースのツールです。 マッチメイキングのアルゴリズムはすでに完成しています。

合成アセットと無期限コントラクトのDEX

現在、暗号資産市場は 2 兆ドル、株式市場は 100 兆ドルと評価されています。 デリバティブ市場も 100 兆米ドルと評価されています。デリバティブ市場へのより分散化された透明性の高いアプローチには、大きな可能性があると私たちは信じています。 Function X Synthetic Assets Platform(合成アセットプラットフォーム/合成資産-) は、ユーザーが FX および PUNDIX トークンをステークして報酬を獲得したり、恒久的な流動性を持つデリバティブ取引に使用できる合成アセットを作成したりできる DApp です。 DEX の無期限コントラクト(-契約)オプションを含む、さらなるアップデートがまもなく発表されます。

今後数週で、Function X Explorer のアップデート版のリリースも計画しています。 サンプル モックアップについては、ここで見つけることができます。

Function X ForumはLive

この 5 月、Function X チームは Function X のフォーラムも立ち上げました。 このフォーラムは、すべてのユーザーが議論するための公式の場所であり、近日中にこのフォーラムにトピックを追加する予定です。 このフォーラムは、機能、実装、および当社の IPs (実装提案) について議論するために使用されます。 また、DAO/投票プラットフォームとしてフォーラムを使用して、主要な機能の更新からタイプミスの修正まで、多くのことに投票します。 こちらのフォーラムにアカウントを登録してください。

デベロッパーは、フォーラムでプロセスの更新情報を共有することもできます。 Pundi X の共同創設者兼 CEO の Zac によって公開された進捗状況の最新情報は、ここで読むことができます。

ステーキング

PUNDIX と FX のステーキングは 2021 年 4 月 6 日から始まり、2021 年 6 月 15 日に終わります。このセッションではそれについて説明し、コミュニティからのよくある質問に答えます。 これがあなたに役立つことを願っています。

先のHash Out 3月号では、報酬のステーキングの基本ルールを明言しました: NO CLAIM, NO TOKENですね。ステーキングはイーサリアムネットワーク上で実行されるため、ユーザーは手動で報酬を請求(claim)するか、ETHガス手数料を支払うことでステークされたトークンを引き換える必要があります。 ガス手数料は、Function X や Pundi X ではなく、マイナーに支払われるものです。

コミュニティからの最も頻繁な質問は次のとおりです (何かあればこのセクションには定期的に FAQ を追加するつもりです)。

  1. 全額のフル報酬を受け取るとして、請求(claim)のトランザクション数を最小限に抑えたい場合、最初の請求を行う最終日はいつですか? 2021 年 6 月 15 日以降に請求することはできますか?また「はい」の場合、請求できる期限はいつですか?

    結論として、全額フル報酬を1回のTXで受け取るのは2021年6月16日から6月21日の間に、最初の請求(claim)をしても可能です。
    最初の請求の後、5%の完全報酬を受け取り、残り95%はロックされます。その後一週ごとに残りの95%より5%ずつリリースされます。
    この手続き処理のスマートコントラクトは、2021年12月5日に終了します。つまり、最終というのであれば2021年12月5日 14:00 (GMT+8)を過ぎると、未請求のステーキング報酬はすべて無効となります。
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    日本補足*遅らせた分、受け取りは後になります。6月15日までに請求を行った場合、その分早く配布されます。また、報酬残りがあった場合、もう一度請求することはできます。早く請求を2回行うことを選んだ場合、先の分は早くなります。
    95%を分割配布で毎週5%なので、日数にして133日かかることになることに注意してください。
    尚、当初、最初の請求をステーキング中に行う必要をといていましたが、現5月末時点で再確認を行ったところ、こちらが最新情報となります。この点、お詫び申し上げます。
  2. ステーキングは 2021 年 4 月 6 日から 2021 年 6 月 15 日までです。 2021 年 5 月 15 日にステーキングを開始し、6 月 15 日までステークしたい場合、最初の請求 (5%) を請求する締め切り日は? ステーキング期間は?

    ステーキング計算は2021年6月15日に終了しますので、2021年6月16日から2021年6月21日までの間に最初の請求を行うと良いでしょう。
    また、スマート コントラクトが終了する前に、2021 年 12 月 5 日 14:00 (GMT+8) までにすべての報酬を獲得してください。
  3. 2021年6 月 15 日より前に最初の請求を行うつもりです、そのあと6 月 15 日のステーキング計算が終了するまでトークンをステークするとどうなりますか?

    事前の説明どおり、2021 年 6 月 15 日より前に最初の請求(claim)を行うことを選択することができます。つまり、ガス手数料が安いときなどに早く最初の報酬を受け取ることができます。
    最初の請求後、最初にステークした日から最初の請求を行った日までに計算された報酬の 5% を受け取ります。その期間の残りの 95% と新しい未請求のステーキング報酬トークンは、”Rewards to be unlocked”アンロックされる(リリースされる)報酬になります。
    残りの特典を受け取るには(請求した日から2021年6月15日まで計算)、2021年6月16日から2021年6月21日までの間に再度請求していただきます。その後、残りの追加の5%がすぐアンロックとなり報酬へ。その後、 2021 年 12 月 5 日の 14:00(GMT+8)までにすべての報酬を獲得していただくことになります。ガス手数料との関係で、価値がないと思われる場合は、残りの報酬を放棄することもできます。
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    日本補足*早く報酬を決める、または事前説明に従い6月15日より前に請求を行った場合、残りが発生します。その場合は6月16日~21日の間に請求を行いましょう。但し、その報酬が少ない場合は放棄を選択することもできます。
  4. 最初の請求をまったくしなかった場合はどうなりますか?
    ステーキング報酬は受け取れません。 ステーキング報酬の最初の請求は、次のロック解除されたトークンの前提条件です。簡単に言えば、残りの 95% を取得するには、最初の 5% が必要です。
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    日本補足*どうしても忘れるようであれば、早めに請求をしてしまうことも検討しましょう。ゼロよりはマシです。

最後に、すべてのサポートとフィードバックに感謝します。 5 月は新しい展開が満載の 1 か月でしたが、今後数か月間でさらに多くの更新が行われる予定です。 Function Xエコシステムで何が起こっているかについての最新情報を毎日受け取るために、さまざまなソーシャルチャネルで私たちをフォローしてください。

|日本補足*法務も開発も常に活動しています。Function X のフォーラム、Reddit、各SNSでの論議や提案を受け、何かと変更することもあります。情報は注意深く確認ください。フィードバック、コミュニティの重要性から、日本担当よりフォーラムのが早いこともあります。是非、フォーラムやディスカッションにご参加ください。

Originally published at https://medium.com on May 28, 2021.

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