Function X: Hashout 2021年3月号— Part 2

Japan - Nanna

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Pundi AIFX

14 min readMar 31, 2021

ハイライト

f(x)Wallet （FXWallet）のPUNDIXおよびFXトークン保有者（ユーザー）には10,500,000のFXオンチェーンステーキング報酬が29週間で配布されます（ステーキング割り当て計算に10週間、加えてステーキング報酬の配布には19週間）。ステーキング期間は2021年4月6日から2021年6月15日迄です。
すべての受け入れに対し、報酬の5％は即時にリリースされ、残りの95％は19週間で分配されます（週当たり5％になります）。
4つのステップ（TSCU）で可能：
ステップ1.FX、PUNDIX、ETHをFXWalletに転送します（またはFX Walletに他のブロックチェーンウォレットをインポートします）。
ステップ2.スマートコントラクトでFXまたはPUNDIX、あるいはその両方をステーキングする。
ステップ3.報酬を請求します。
ステップ4.成熟したらアンロックトークンを受け取ります。※報酬のトークンはロックされており、それをアンロック（解除）して配布するのでこういう表現になります。
すべてのステーキング報酬は、それぞれの期限までに請求、獲得していただくことになります。
ユーザーは、2021年6月15日のステーキング期間迄であればいつでもオプトインまたはオプトアウトできます。

ステーキング報酬の割り当てと計算

Function X 財団は、最初のオンチェーンステーキングイベントに10,500,000 FXトークン（2021年3月29日時点で約400万米ドル相当）を割り当てます。このイベントでは、6,930,000 FX（66％）がPUNDIX保有者に割り当てられ、3,570,000 FX（34％）が割り当てられます。配布の全行程は29週間（203日）になります。ステーキングイベントでは、1週間あたり1,050,000 FX、または1日あたり150,000FXが配布されることになる予定です。

ステーキング報酬の計算方法は次のとおりです。

ブロックあたりのステーキング報酬=ユーザーのステーキングトークン/合計ステーキングトークン*ブロックあたりの合計ステーキング報酬

たとえば、アリスはそれぞれのステーキングスマートコントラクトに100PUNDIXと100FXをステークしますが、PUNDIXプールの合計ステーキングトークンは10,000 PUNDIXであり、FXプールの合計ステークトークンは1,000FXです。毎日6,541ブロックあると仮定します。その場合、PUNDIXプールのブロックあたりのステーキング報酬は15.135FX（150,000 * 66％/ 6,541）、FXプールのブロックあたりのステーキング報酬は7.8 FX（150,000 * 34％/ 6,541）です。

もしアリスが24時間（出金/撤回無しで）ステーク場合、彼女は次のようにステーク報酬を受け取ります:(ステークの1日の合計報酬：150,000FX）

PUNDIXステーキングプール：989.98 FX（100 / 10,000 * 15.135 FX * 6,541）

FXステーキングプール：5,102 FX（100 / 1,000 * 7.8 FX * 6,541）

ステーキング報酬はブロック時間ごとに計算および蓄積され、利用可能/受け取り可能なステーキング報酬はステーキングインターフェイスで同時更新されます。

なお、ステークができる各ウォレットアドレスに上限はありません。

（重要１）トークンを引き出し（撤回）をしてしまうと、ステーキング計算期間中でもステーキング報酬を受け取る資格がなくなります。

ステーキング計算期間とステーキングロック解除までの期間

マーケット変動を回避し、ネットワークの実運用の可能性を維持するために、ステーキング報酬分配のためのトークンロックアップメカニズムを実装するスマートコントラクトをステーキングに与えることは一般的な手法です。各サイクルの報酬は、請求しているステーキング報酬の5％をすぐにリリースするところから始まり、残りの95％のステーキング報酬は19週間ロックされるものです。つまり、各「サイクル」は、即時リリース（5％）とロックされたトークン（95％）の2つの部分で構成されています。ロックされたトークンが完全にロック解除（アンロック）されるまでに19週間（5％/週）かかります。。

１.ステーキング計算期間と２.ステーキングアンロック期間の２つの期間があります。

ステーキング計算期間：2021年4月6日から2021年6月15日までの10週間（70日）、ユーザーはステーキング計算期間内にステーキング報酬を蓄積していくことができます。ステーキングスマートコントラクトの計算は2021年6月15日に終了し、2021年6月15日以降のステーキングは、ステーキング報酬の資格がないものとします。
ステーキングアンロック期間：すべてのステーキング報酬は、完全にアンロックされるまでに19週間（133日）必要です。ロック解除されるスケジュールに注意してください。あなたの資産はあなたの責任です。2021年12月5日の14：00（GMT + 8）以降、未請求のステーキング報酬はすべて没収されます。

簡単にいえば、ユーザーはステーキング報酬の最初の5％を取得するために、2021年6月14日以前または14日にステーキング報酬を（少なくとも1回）請求する必要があります。ユーザーは完全なアンロックトークンを得るために19週間、133日待つ必要があります。 2021年12月5日より前のいつでもアンロックトークンの請求を実行してください。

例；

アリスが2021年6月3日にトークン報酬を請求した場合、完全なステーキング報酬を受け取るには、2021年10月14日（6月3日+19週間）まで待たなければなりません。

デビッドが2021年6月10日にトークン報酬を請求した場合、完全なステーキング報酬を得るには、2021年10月21日（6月10日+ 19週間）まで待たなければなりません。

ユーザーはいつでもステーキング報酬を請求できますが、アンロックトークンは7日ごとにリリースできます。

Note: スマートコントラクトは、日/週ではなくブロック時間の観点からステーキング報酬を計算します。

（重要２）ステーク報酬の基本ルール：NO CLAIM, NO TOKEN.
請求しなければ、トークンは無し。

スマートコントラクトは、各ウォレットアドレスの受け取り可能なトークンの合計を計算しますが、ユーザーがそれを要求するには、「請求/claim」（send request）ボタンを押す必要があります。押さなければ、ステーキング報酬またはトークンに関係なく、報酬のトークンは自動的にはウォレットに転送されません。

ユーザーは「Gas/ガス」料金を支払い、手動で行う必要があります。
その特定の瞬間にステーキング報酬を要求するユーザーのイベントは、ステーキングサイクル（「cycle/サイクル」）と呼ばれ、各サイクルは19週間続きます。

さらに詳しく説明すると、ステーキングインターフェースに表示されるステーキング報酬の数は、その特定の「サイクル」で受け取ることができるステーキング報酬の合計です。新しいサイクルは、前のサイクルの要求の直後にキックスタートするため、ステーキング報酬サイクルは、ステーキングイベントが終了するまでローリングし続けます。ユーザーは、締め切り前であればいつでもサイクルを終了（報酬を請求）することを選択できます。

各サイクルで、ユーザーは請求（harvest/収穫）時に5％のみを受け取り、残りの95％はトークンのアカウントに転送されます。掛けの合計の5％が、7日ごとにトークンがアカウントに転送されます。

各ステーキングサークルから派生したアンロックトークンは、ユーザーの操作なしに自動的に蓄積され、ユーザーは締め切り前であればいつでもアンロックトークンを要求することができます。

例：（シングルサイクル）

6月1日、アリスのf(x)Walletインターフェースは、合計1,000FXのステークによる請求を表示している。彼女は請求ボタンを「押して」、1,000FXの報酬を請求するためにガス料金を支払います。スマートコントラクトがトランザクションを処理し、次に1,000FXが転送されます。

1. アリスのWallet-50FX（1,000 FX * 5％）

2. アリスのロックされたトークンアカウント-950FX（1,000 FX * 95％）

6月8日に、50FXがロックされたトークンアカウントからアンロックトークンアカウントに転送されます。アリスは今すぐ請求するか、後で請求するかを選択できます。アリスが6月8日に請求しないことを選択した場合、ロック解除されたトークンアカウントの残高は6月15日に100FXに増加します。 6月22日の150FX; 6月29日などに200FX。アリスが6月29日までにロック解除されたトークンを請求しなかった場合、彼女はウォレットに200FXを請求できます。

ステーキング報酬の最初の請求は、次のアンロックトークンの前提条件であることに注意してください。

簡単に言うと、残りの95％を取得するには、最初の5％が必要です。

各ステーキングサイクルからのさまざまなステーキング報酬のバランスが組み合わされ、ステーキングインターフェイスに表示されます。

ユーザーはいつでもステーキング報酬を請求できますが、アンロックトークンは7日ごとにのみリリースできます。

（重要３）蓄積残のすべてのアンロックトークンは、2021年12月5日までに請求できます。そうでない場合、請求の要求をされていないすべてのアンロックトークンは没収されます。

ネットワークとGas/ガス料金

ステーキング活動の目的は、コミュニティが分散型ネットワークと環境全般に精通するのを支援することです。ステーキングスマートコントラクトとトークン（ERC20）で最もポピュラーなネットワーク-イーサリアムネットワークで行われます。

集中型ネットワークとは異なり、分散型ネットワークのすべてのアクションでは、トランザクションまたは請求を促すために「Gas/ガス」が必要です。

たとえば、ウォレットAからウォレットBにトークンを転送します。トークンAをスマートコントラクトBに送信してステーキングする。スマートコントラクトAなどからの報酬トークンの要求/請求などで必要になります。

基本的に、すべてのトランザクションは、請求を実行するためのガス料金としてETH/Gasを必要とします。端的に言えば、分散型ネットワークでのすべてのアクション/請求には手数料がかかります。

ネットワークの混雑により、リクエストやトランザクションが迅速に応答できない場合もあります。

取引・請求を行う前に、Gas料金（取引費用）をご確認ください。トランザクションまたはリクエストの重複を回避できるように、忍耐力が必要です。これにより、ネットワークがさらに輻輳し、より多くのGas/ガスが消費される可能性があります。

ステーキングから受け取るFXトークンは、メインネットが稼働しているときにFunctionXブロックチェーンでのトランザクションに使用できます。

元本(プリンシパル/principal)の出金/撤回

ステーキングプールからの元本の引き出しに制限はありません。

ユーザーはいつでもステーキングプールからのトークン（PUNDIX / FX）の転送（ガス料金を含む）をリクエストできます。しかしその場合、ウォレットアドレスは将来のステーキング報酬の対象にならないケースがあります。

ただし、元本の出金は、それ以前の取得資格およびそれ以前のアンロックトークンの配布に影響を与えないものとします。
たとえば、6月15日に、アリスは自分のPUNDIXをステーキングプールから撤回することを決定し、移動させるまでに、自分が請求していない（またはサークルを開始した）10FXと20FXトークンの未請求のステーキング報酬を受け取る権利があるとします。ロックされたトークンアカウントで。彼女のPUNDIXトークンの引き出しは、彼女の以前のステーキング報酬に影響を与えないものとします。彼女は10FXを請求し、19週間待ってロックがアンロックされ、いく週間待って20FXのアンロックをする必要はあります。

始める方法、操作の流れ

f(x)Walletを準備します（こちらからインストール）ウォレットを作成する時のシードフレーズを適切に保管するようにしてください。これは、秘密鍵を所有しているブロックチェーンウォレットですので、相応の注意が必要です。このリカバリーフレーズを失うと、アカウントへのアクセス権利が失われ永遠にロストします。
トークンをf(x)Walletに転送します。
ステーキング（staking）ボタンをクリックして、トークンをスマートコントラクトに転送処理します。
掛け金のステーキング報酬を請求/収穫（Claim / harvest）します。
成熟すると、アンロックトークンを受け取ります。

最後になりましたが、チームは安全で安定した環境を提供するために最善を尽くします。ただし、何も保証されておらず、極端なシナリオまで考えれば、ファンドも報酬も100％安全とは言えません。あなた自身がリサーチして、失う可能性から余裕があるものでご利用ください。

Patience, risks, and rewards are always part of the DeFi’s journey.

Originally published at https://medium.com on March 31, 2021.

日本サイドからのコメント＞

この記事は、長いですが、幾分同じことを何度も繰り返しで詳しく説明しています。表現を変えたりして説明したりもしています。全体を読んで、重要な１つの流れを理解することが重要です。
例えば、解除されたトークン/アンロックトークンというのは、ステークで配られるトークンのことです。ステークされる前はロックされているわけです。このことに関してだけでも数回説明しています。
参加して５％の権利を得て、その後ステークで蓄積しても、請求操作しなければ、完全に得ることはできません。この点も注意ください。
尚、このトークンを得る行為を収穫/ハーベストと表現している文があります。また、2021年12月5日の期日も覚えておきましょう。

もう一点、ETHにおいて、混雑がつきものの市況です。請求にはGasがかかります。もちろんGas代もそのトークンへ還元するのかもしれませんが、失敗しないために、少し多めのGasを使うことを考えなければいけません。

f(x)Walletの準備ですが、これは完全な分散型プライベートウォレットとして、メタマスクのように機能します。例えば、まだf(x)Walletを準備していない方（もしくは未使用）の場合、新しい状態のf(x)Walletに、メタマスクなどでのシークレットパスフレーズ（単語群）を入力することでウォレットをインポートし、アカウントを共有できます。（同時に操作しない）慣れたユーザーは、トークン転送の必要がないので、こちらの方法を好むかもしれません。
既にf(x)Walletを利用の場合（空でない）、上書きされることご理解ください。少しでも疑問があるのなら踏みとどまってください。

また、f(x)Walletのステークはグローバル側の担当となります。日本側としては情報をお伝えするだけです。