ウクライナマッピング支援3/5
YouthMappersAGUはウクライナマッピング支援を継続しています。
本日は、 OSMポーランド運営の情報共有ポータル dopomoha.pl にみることができる変化と、前回ウクライナマッピング支援の方法についての記事で説明しきれなかった「丸印の色が示すもの」について共有します。
下の図は、本日(2022年3月5日)のOSMポーランド運営の情報共有ポータル dopomoha.plです。
丸で示されたポイントの数が増え、その分布範囲がヨーロッパ全体に広がっていることがわかります。
次に、丸印の色についてです。
画面右上の四角が二つ重なっているアイコンを押すと、”Layers”というウィンドウが表示され、次のようにそれぞれが何を示しているのかを確認できます。
それでは、詳しい内容を確認します。
一番上の二項目は背景地図のことで、”OSM Carto” が上の図でも表示されているOpenStreetMap、“OSM Carto -ukrainian language”はウクライナの言語で地名が表示されるOpenStreetMapを指します。
Reception Points
受け入れポイント:ウクライナから国外に避難した人々を受け入れるポイント
Information points
情報ポイント:
Blood donation points
献血ポイント:怪我をした人々の治療に必要な血液を寄付するための献血を行なっているポイントだと思われる
Social facilities
社会施設:難民の受け入れなどを行なっている施設であると考えられる
Pharmacies
薬局
Hospitals
病院
Consulates
領事館
Donation drop points
寄付のドロップポイント:寄付を受け付けてくれるポイントであると考えられる
ポーランド以外の国では、ほとんどが領事館のポイントですが、今後他の施設のポイントも追加されていくと思われます。
以上、本日の報告でした。
髙橋彩子