Mapillaryというツール

Ayame.O
Furuhashi(mapconcierge)Lab.
Sep 25, 2018
https://www.mapillary.com/

「Mapillary」とはスマートフォン用のストリートビュー作成用アプリ。もちろん観覧も可能。Google mapsにストリートビューがあるように、OpenStreetMap(以下OSM])のストリートビューはMapillaryと言っても過言ではない。

MapillaryとOSMは非常に密接な関係がある。というのも、OSM をOSMエディタで編集する時、 Mapillary の写真を直接簡単に利用することができるからである。例えば、iD には「地図データ」設定内に「写真の重ね合わせ(Mapillary)」機能がある。またJOSMにはJOSM plugin for Mapillary という機能がある。

ライセンスにおいても、2014年4月29日にCC-BY-NC からCC-BY-SA へ変更され、Mapillary上の画像はCC BY SA(Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International License)で利用することができる。

それではMapillaryの使い方を紹介する。

一番左の画像はアプリを開いた初めの画面、いわゆるホーム画面。一番下の一列がメニュー欄。真ん中のカメラマークのボタンでストリートビューを撮影する。真ん中の画像、メニュー欄(一番下の一列)の左から二番目はストリートビューを見るための機能。メニュー欄の一番右のボタンは自分のプロフィールにあたる。Mapillaryでストリートビュー画像をアップロードするにはアカウント作成が必要。
メニュー欄のカメラマークのボタンを選択するとこのようにカメラに切り替わる。真ん中の白い線は地平線に合わせて、画像の水平を測るもの。「GPS」と描かれた真ん中上が赤いとGPSが取得できていない証。つまり位置情報が取得できていないため撮影ができなくなる。
GPSマークが緑色になると位置情報が確認が取れている証なため撮影可能。しばらくするとこのGPSマークは消えてしまうこともあるが、それは位置情報が取得できている時なので心配無用。右上の「M」のマークはマニュアルの略で自分でシャッターを切る場合、スライドすると「A」になりオートで撮影が可能になる。
撮影した画像をアップロードするにはメニュー欄の右から二番目の雲のようなマークを押す。そしてこの画面の右上の矢印が上を向いているようなマークを押すとアップロードできる。アップロードを選択するとアップロードが始まる。たくさんの画像をアップロードするには時間がかかる。Wifi等が繋がる環境がおすすめ。この画面のまま放置が可能なため、私は何百枚も撮影した時には寝ている間にアップロードしている。

このようにMapillaryにアップロードした画像に、通りすがりの人が写ってしまった場合はMapillaryが顔にモザイクをかけてくれる。しかし極力自分で、あまり人が映らないように撮影するのも良いだろう。

https://www.mapillary.com/app/user/ayame?lat=36.50851756803365&lng=137.79804498901387&z=17&pKey=GvVKsoETHcOfrr_wObSNPg&username%5B%5D=ayame

写真をアップロードした後に、Mapillary側でデータクレンジングがはじまり、それが完了すると上記の画像のようにストリートビューを確認することができる。

以上、今回はMapillaryの紹介。

次回はこのもくじにのっとり、Go Map!!を紹介する。

それではまた来週〜。

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