GALACTIC1969
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7 min readMay 20, 2019

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パスタを作りまくった結果わかったこと

Photo by Eiliv-Sonas Aceron on Unsplash

去年くらいからパスタを作りまくっている。大体1回で2食作るので、100食~150食くらいは作っていると思う。そこで、今回はパスタを作りまくった結果わかったことを書き残しておく。

流れは以下の通り

  • 工程の話
  • 買っておくべきグッズ
  • 買っておくべき食材
  • おすすめパスタ

工程の話

まず、工程の上で手を抜いて良いことと、抜いてはいけないこと。

手を抜いて良いこと

  • 麺は鍋で茹でなくても良い。後述するレンチンケースが便利

手を抜いてはいけないこと

  • ニンニクはチューブでもチップでもダメ、生ニンニクを買うべし。香りがとても良い。チルド室で保存すれば長持ちする
  • 最初のオリーブオイルにニンニクの香りを移す工程は、弱火で5分ほど(ニンニクが茶色くなる手前)までジックリやるべし
  • 麺の量はしっかり測るべし。「穴に通したらN人前」系はブレが大きいので、注意する(特にレンチンケースを利用する場合は麺の量が多いと水が足りずに美味しさが著しく損なわれる)
  • オイル系パスタにおけるソースの乳化

手を抜いて良いのは麺を茹でることだけじゃねーか!と思うかもしれないが、これが結構大きい。パスタを茹でるために大きな鍋を使わなくて良いし、少量のお湯で調理できるのでお湯を沸かすまでの時間を短縮できる。さらに、さらに少量のお湯なので、お湯に混ぜる塩の量も少なくて済む。あとは、洗い物の労力を考えると大きな鍋ではなく、レンチンケースで済むのも嬉しい。

手を抜いてはいけないことについては、上記の通り。特に補足無し。

買っておくべきグッズ

次に、買っておくべきグッズと食材。

電子レンジでパスタ茹でられるやつ

まずはこれ。レンチンでパスタが茹でられるやつ。湯で時間短縮、洗い物時間削減に効く。エビスさんにはぜひ3人前以上も作れる商品も出してほしい。

ちなみにAmazonのレビューにもあるがお湯の量はパスタによって増減させなければベストなパスタは出来上がらない。基本は、定量よりも2mmくらい多めに入れておくと良し。

茹でる時の塩の量は、ペペロンチーノなどのシンプルな塩系のパスタは小さじ1、それ以外は小さじ0.8くらいで作っている。アンチョビを入れる場合は塩をちょっと減らすと良い。

ソースに茹で汁を入れる場合、この茹で方で出来上がった茹で汁はめちゃくちゃ塩っぱいので、入れすぎないこと。

あと、電子レンジの水滴は適度に拭き取ること。フラットテーブルだと掃除が楽。

電気ケトル

電子レンジでパスタ茹でられるやつとの合わせ技で真価を発揮する。この年代になって初めて電気ケトルを使ったが、こんなに便利なものとは思わなかった。ただ単に水を沸かすだけなのだが、電気ケトルというプロダクトになるだけでこれだけの良いことがある。パスタをたくさん作るなら買うべき。

  • 鍋・ヤカンを使わないのでコンロが一口空く
  • 電気なので火を気にせず料理できる
  • 底面が熱くないのでどこにでも置ける

iPad

自分はiPadを買ってから料理しはじめたので、料理する習慣がない人はぜひ。

買っておくべき食材

パスタの素晴らしいところは、保存食をかき集めるだけで旨い一品が出来上がることだ。次の食材を常備しておくだけでも、何種類かのパスタができあがる。以下に記載するものは大体が、オイル漬け、酢漬け、缶詰、乾麺、なので長持ちする。

(書いていくうちに結構な品数になってしまった)

アンチョビ

小さいのは割高なので、思い切ってデカいのを買うのがオススメ。トマト缶・にんにくとあわせてピザソース作るのも良い。ピザトーストが最高に旨くなる。

ブラックオリーブ(輪切り)

買っておくとパスタ以外にも、サラダやピザにも活躍する。

トマト缶(ダイス)

トマト缶はKALDIのダイスがオススメ。

オイルサーディンの缶詰

Tomato Corporationのオイルサーディンの缶詰がたまに100円で売っているのでそれを買う(ハナマサ)。後述するオイルサーディンとシソのパスタはめちゃ美味い。

スパゲティーニ

「デニム」と「ジーンズ」は同じものを指しているかもしれないが、「パスタ」と「スパゲティーニ」は同じものではない。パスタは小麦を練って麺状にした食材の集合を指すもので、スパゲティーニはパスタのうち、棒状で1.6mm前後になっているものを指す。ペンネも、ラザニエも、フィットチーネも、全部パスタ。形状や太さによってそれぞれ呼び名がある。そんなことを言ったらタイトルの「パスタを作りまくった結果わかったこと」って何だよ、製麺の話かよ、と思うかもしれないがそこには触れないでいただきたい。

スパゲティーニのメーカーとしては、ブイトーニ > ディチェコ > バリラ の順で好み。色々買って好みのメーカーを見つけるべし。

にんにく

国産やスペイン産が実が大きくて美味いので、それらを買うべし。チルドで保存すると芽が生えにくい。

その他調味料

  • 鷹の爪(ホールでも、輪切りでも。輪切りのほうが便利)
  • オリーブオイル
  • 白ワイン
  • 赤ワイン

以上。書きすぎた。

おススメパスタ

最後にオススメパスタを記載する。美味しくてサクッと作れる、をテーマに3品選んだ。

ペペロンチーノ

  • アンチョビ
  • にんにく
  • 鷹の爪

シンプルが故にやたら難しいパスタ。作り方については色々と流派があるので、YouTubeとかcookpadで好みの作り方を探すべし。

オイルサーディンのアーリオオーリオ

  • オイルサーディン
  • にんにく
  • 鷹の爪
  • 白ワイン
  • シソ

個人的一押しパスタ。シソの調達さえクリアできれば比較的作りやすい、のにめちゃくちゃ美味い。

プッタネスカ

  • アンチョビ
  • ブラックオリーブ
  • トマト缶
  • 鷹の爪
  • ケーパー(あれば)

これも個人的一押しパスタ。すべて保存食なのに結構ボリュームがあり満足感が得られる。少し酸っぱいので、酸っぱいのが苦手な人は砂糖を入れたほうが良いかも。

まとめ

というわけで、今回はパスタを作りまくった結果わかったことをまとめた。一人暮らし、二人暮らしの方はパスタレンチンで茹でるやつ、電気ケトル、あと終盤で書いた保存食はぜひ買ってほしい。素敵なパスタ生活があなたを待っている。

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