ロゴのステッカーを作った話

GALACTIC1969
GALACTIC1969
4 min readOct 20, 2019

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きっかけはmonoさんの記事。少ロットでも意外と安く作れる、ということがわかり、いつものロゴのデータを改変して注文してみた。

このロゴは自分が社会人になる前の最後の学生の春休みに「社会に出ていくからにはセルフブランディングが重要や!」ということで作ったもの。命名は当時話題になっていたVirgin Galactic社に影響されている。ロゴは、STAR TOURS (STAR WARS), WALL-E, Monsters, Inc., Wipeoutなど、自分の好きな近未来SF系・レトロフューチャー系の作品などに影響されている。

ちなみに、Virgin Galactic社がVirgin Groupのグループ企業であり、宇宙旅行をビジネスとしているように、GALACTIC1969社もGALACTIC GROUPのグループ企業であり、宇宙旅行をビジネスとしている…という中二設定が存在する。(後々増えるであろうグループ企業のために、実はフォントから作っている…暇だったんだろうなぁ)

ステッカーに話を戻すと、お値段は透過タイプを選んだので少し高く、30枚で2600円程度。一枚85円くらい。DIGITAさんにて注文。(実際の注文は85円/枚ではなく、最低料金 + 枚数に応じて金額が増加という感じなので、増やせば増やすほど単価は下がる)

DIGITAさんでは基本的にPhotoshop/Illustratorでの納品を前提としているが、当方Adobeのライセンスは持っておらず「Gimpしかないんや!」と掛け合ってみたところ、担当の方が丁寧に注文に至るまでサポートしてくれた。

印刷物を注文するというのは初の試みで、納品するデータには様々な決まり事があった。(ここで一度挫けそうになった)

  • 多少の印刷のズレにも耐えうるように、カットラインギリギリまで色を入れる場合はカットラインの外側3mmまで色を入れておく。また、カットラインはロゴなどのフチから最低3mmは余白を入れておく
  • 不要なレイヤーはデータに含めない
  • 透明タイプのステッカーにする場合は、下地を黒塗りしたレイヤーを含める
  • キャンバスは原寸大で作成

特に、dpiまわりは昔作ったデータだったのもあり致命的だった。が、推奨されているdpiに引き伸ばしても特に違和感はなかったのでそのまま注文し、実際の印刷物を見ても問題ないので良かった。ステッカーを作ろうとしている方は、ファイルの新規作成をする前に注文先が推奨する仕様を確認してほしい。

愛着を持って使っているデザインが物理的なモノになるとやはり嬉しい。また、設定上宇宙旅行会社としてやってきただけに、ようやくノベルティ第一弾を作成できたことに喜びを噛み締めている。

ただ、ステッカーの出来栄えとしてみると、いくつか反省点がある。

  • 意外と小さい(🍎が隠せない)
  • 透明ステッカーでは着色した部分でも背景が少し透けてしまう(🍎が隠せない)
  • 透明のフチは空気が入ってしまい、逆に目立つ
  • ステッカーにしてはデザインが細かすぎた

…と色々あるので、次にステッカーを作成する機会があれば、もっとシンプルなロゴで、透明ではないタイプで進めようと思う。

ちなみにステッカーはまだまだ沢山あるので、欲しい方はあった際にその旨を伝えてほしい。そして、いつの日かPC背面に鎮座するそのロゴについて問われたときには「この会社はGALACTIC GROUPのグループ企業で宇宙旅行をやってるんだよね。どこかの社長がここの宇宙船で月に行くらしいよ」とそれっぽく言いふらしてほしい。

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