純ジャパ公立高校生が塾なしで世界最難関大へ進学する話: part0

Ryoga Umezawa
Generation Z
Published in
3 min readJul 18, 2019
2016年3月、中学3年の自分の価値観を激変させたハーバードとの出会い

注: この記事は筆者、梅澤 凌我のブログ記事をGenZに寄稿する形で投稿しています。元記事に関してはこちらのブログからアクセス下さい。また、この記事関連のお問い合わせ、ご依頼に関してはこちらのコンタクトフォームよりお願いします。

“高校時代は、常識を疑いながら走り続けた3年間だ。”

“それは中学卒業後の春、ボストンを訪れた。そこでの光景は僕の目に強く焼き付いた。街全体が活気づき、人々は目を輝かせ情熱に満ち溢れている。そんな学校、ハーバード大学に僕は惹き込まれた。京都府立の中高一貫校に入学するも、学年下位へと定着してしまっていた自分。海外在住経験もない。夢のまた夢であることは火を見るより明らかだった。そんな状況でも僕は突き動かされた。”

このストーリーは、無謀とも思われる憧れを抱いた一人の少年の健闘話である。先例がなければ作ればいい。今、前代未聞の物語が幕を開ける。

こんにちは。梅澤 凌我(うめざわ りょうが)と申します。

生まれてから18年間、ずっと京都で過ごしてきました。親も全く英語を喋れない一般家庭の自分ですが、ご縁があり2019年の秋からサンフランシスコに拠点をおくミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)に進学することになりました。

“米国一の名門、ハーバード大学よりも難関で、合格率はわずか1.9%。しかし授業料は5分の1。キャンパスはなく、授業は全てオンライン。ただ学生たちは寮で共同生活し、4年間、世界7都市を渡り歩いて学ぶ。”

週刊東洋経済 2016年12月24日号 79P

というように、『世界最難関』、や『高等教育の最先端』として近年日本でも注目を集めているミネルバですが、なぜこのような大学に、海外居住経験のない、いわゆる『純ジャパ』公立高校生が塾なしで合格し、進学するまでに至ったのか。そこには様々な出会いや経験がありました。

このブログでは、8月ごろまでにかけて自身の生い立ちからミネルバ大学進学決定までの経緯や、その中で感じたことをパートに分けて記していきたいと思います。

part1となる次回は、自身の生い立ちから、自分にとって最大の分岐点となった中学卒業後の春のハーバード大学との出会いまでを取り上げます。

それでは次回、

『純ジャパ公立高校生が塾なしでハーバード目指した話:前編』

でお会いしましょう。

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