外部からGO!WALLETへのインポートする機能の拡充について(Ver1.1.2バージョンアップ)

GO! WALLET service team
GO! WALLET
Published in
5 min readJan 19, 2019

本日1/19(土)GO!WALLETは3週間ぶりにアプリのアップデートを実施しました。年末から実施してきたキャンペーンの結果を踏まえ今後を見据えたバージョンアップ第一弾となります。

主な改良点

①インポート機能の拡充
GO!WALLETでは従来秘密鍵方式以外で外部ウォレットのインポートができない状態でした。これを大幅に見直し、キーストア形式・ニーモニック形式(12/24フレーズのキーワードの入力)に対応しました。

昨今の主力のウォレットはニーモニック形式となってきていることもあり、海外向けへの機能強化を考え、従来から「インポートできない」との声を頂戴していましたので対応しました。

他のウォレットを活用されている方は是非お試しで構いませんのでGO!WALLETでインポートして使い心地を確かめてみてください。

DAppsウォレットブラウザーアプリとしてはかなり多くからのアプリからのインポートを実現しています。(キーストア形式のマイクリappも対応)

挙動確認アプリ(一部)
1.Trust Wallet →ニーモニック形式(フレーズ)に対応
2.Coinbase Wallet →ニーモニック形式(フレーズ)に対応
3.Token Pocket→キーストアに対応
4.マイクリapp→キーストアに対応
5.ImToken→ニーモニック形式(フレーズ)に対応
6.Blockchain→ニーモニック形式(フレーズ)に対応

※ニーモニック形式のインポートのうちキーワードが日本語になっているタイプのものは非対応です。現時点では英語のみの対応となります。
※GO!WALLETのエクスポート機能の開放につきましては利用動向を見ながらの判断とさせていただきます。

②DAppsブラウザ機能のUX改善
GO!WALLETでは従来から「他のブラウザーよりもサクサク動作する」との評判を頂戴していました。これには多数の重要な要素がありますがその一つ「ページ読み込みステータスを表示するローディングインジケーター」は、何十回にわたるチューニングの試行錯誤を実施し、現在の形に至っておりその部分は自負する部分です。

とはいえ昨今、URLにパラメーターがついたり意味のない文字列がついたりして表示がチカチカするとのご意見を頂戴していました。このためURLバーの表示形態の改善に着手しました。何段階かの改修を経てコンテンツに集中できるようになる予定です。今回のアップデートではURLが変更できなくなっているかのように見えますが、ドメイン情報の部分をタップするとURL入力フォームが表示され従来どおり利用できるようになっています。

こうしたブラウザーのURL表示領域のUX改善は様々なスマートフォンアプリで昨今行われておりそのあたりの動向も踏まえて実施させていただきました。

今後はお気に入り機能の改善(トップに表示)や、シェア機能を近日中に実装予定です。(インストールしている人はGO!が起動しURLが直接表示される画面へ遷移、未インストールユーザーはインストール後ウォレット作成後URLが直接表示される画面に遷移、iOS Android統一URL)

③外部APIアップデート
GO!WALLETでは一部の機能にinfura.ioの仕組みを活用していますが、こちらのapiが刷新されたものに伴い変更しました。マイクリのデュエルイベント終了後、旧型apiが使用できなくなるタイミングに合わせアプリの強制アップデート処理を実施させていただきます。(1.1.1以下のバージョンをご利用の方はアップデートしないと利用いだけません)

④送金(送信)時詳細設定機能のメニュー開放
ネットワーク手数料(ガス代)のマスタマイズ機能を隠し機能として従来から用意していました。こちらややマニアックなため導線をわかりにくくしていました。こちら要望が強いため今回導線をわかりやすくしました。

この画面を活用することで送金づまりを起こしたときに今後送信をキャンセルできる(相殺できる)トークンが配信できるようになりました。方法については公式ブログ内にて記載します。

なお送信キャンセル機能については、近日中に別機能として実装予定となっています。

⑤その他多数の改善
操作性の改善や表面的に見えにくい細かい改善を今回も多数実施しています。(15箇所ほど)

今後の予定

iosの更新は今後も月2回程度は行っていく予定です。とはいえ昨今、おかげさまで利用者の方が急増し、アプリから使用されるウォレットアドレスの月間流通額もかなりの金額になってまいりました。そうした現状も踏まえましてウォレットアプリの安定性も配慮した更新スケジュールとなります。

GO!WALLETでDAppsのすべてがわかるように情報機能の拡充を近々で提供開始するほか、現在はandroid向けのアプリ開発と、ウォレットアプリを深く利用するほど得するロイヤリティプログラムなどを準備しています。さらには多言語対応も中国語等を中心に推進予定です。

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