採用担当者のつぶやき

Chihiro Kimbara
google-cloud-jp
Published in
Dec 13, 2021

この Story に掲載された意見はすべて著者個人のものであり、組織の意見を反映するものではありません。

Google Cloud Japan Advent Calendar 2021 の 10日目の記事です。

こんにちは。Google CloudのRecruitingチームのChihiroです。

Google Cloudでは積極採用中です。こちらに募集情報がありますので、検討いただけたら嬉しいです。1月以降にはさらに多くのポジションが掲載されます。

さて、様々な採用業界の方とお話していると、転職市場は活況で、求人数はコロナ以前に戻ってきているようです。LinkedInや採用プラットフォームに登録されている方であれば、企業、エージェントから多くのスカウトを受けているかと思います。

全てに反応できないよ、の声は承知の上、今日は、Googleの採用担当者がよく聞くお断りコメント、対する担当者のつぶやきを紹介します。

その1「いつか転職するかもしれないけれど、今は時期ではないのでお話しは遠慮します。」

転職には、タイミングが重要です。

とは言え、日々忙しくしていると、なかなかキャリアについて考える時間は取れませんよね。プロジェクトが終わってから、と思っていると、気づいたらずれ込んでいたり、プライベートが忙しくなったりするものです。

一方、企業側の事情として、新卒のようにある時期に一斉に複数採用する企業もありますが、多くの外資系企業では職種別採用をします。つまり採用開始時期も様々ですし、採用枠が埋まれば募集は終了です。募集開始時と数ヶ月後で要件が変わったり、募集自体が打ち切られたり、というのもよくあります。転職者側のタイミングと合うとは限りません。

転職活動には、それなりの労力がかかります。でも、話すだけなら、時間さえ取ればできます。話すことで「これはやりたくないな。」「こういう働き方がいいな。」「ここが自分の強みなんだな。」と自分軸の整理ができることも。

そこで、時期は気にせず、まずは話してみてください!

実際に、すぐに応募・入社に至らずとも、数ヶ月後、数年後に再度お声かけして、入社いただいたケースは多くあります。日々忙しい中、募集をチェックするより声をかけてもらう方が遥かに効率的ですしね。職種によっては、初回応募で入社いただくよりも多いかもしれません。

その2「Googleで働いているのはすごい人ばかりだから、私には無理そう。」

Googleって外からよくわからない、とよく言われます。

どんな人がいるのか。全てができるスーパーヒーロー・ヒロイン?いえいえ、チームワークで仕事をしていく仲間を求めています。(私見ですが、謙虚で勉強家、楽しそうな人が多いです。)

抽象的な「すごい」の中身には、仕事内容・環境 ×素質 ×活用スキル ×得た経験 などが含まれているはずです。意識せずともできてしまうために、ご自身の「すごい」を認識されていないケースも。(ああ、勿体無い・・・・!)因数分解してみると、誰しも「すごい」が複数あります。

同じ職種でも、会社・チームによって、期待されている働き方、必要なスキルが異なります。例えば、特定業界でのビジネス成長のため、チームに不足している特定業界経験を重視したり、経験年数が長いメンバーが多いチームで、新しい視点を取り入れるために経験年数の少ないメンバーを求めたり。

気になるポジションがあれば、募集要項をよく読んで、わからない時は、採用担当者に聞いてください!(誰だって「すごい」をお持ちです。)

募集要項には、大事なポイントが記載されています。どういうニーズがあるのか想像しながら読むと見えてくることがあるはず。疑問に思う点があれば、聞くのが一番です。市場のニーズがわかると、今後の自分に必要なスキルのヒントになることもあります。

優秀な採用担当者は、組織の事情に精通しています。そうしたニーズと、様々な軸の「すごい」を引き出してマッチングします。転職意志がないのに悪い、なんて思わないでください。それが仕事ですし、好きでやっています!

その3「Googleの面接は難しそうだから、私には無理そう。」

Brainteaserと呼ばれるような頭の体操のような難問・奇問はお聞きしません。(採用プロセスをご紹介しているページでも、明記しています。)

私自身の面接でも、面接官は考えるヒントをくれて、一緒にブレストして仕事をしているようで楽しかったです。

Googleの採用担当者は、面接プロセスをサポートする立場です。面接に役立つ情報提供をします。Googleでは、面接官も、面接プロセスをサポートする立場です。

採用担当者や社員と話してみたい、という方には、定期的にカジュアルコーヒーチャットも実施しています。1月にはイベントのお知らせもできるはず!ぜひお声掛けください。

それでは皆様、よき年末年始をお過ごしください。

--

--