クリエイティブを刺激するスタイラス付シャープペンシル「rOtring 800+」

北真也(beck)

Published in

Hacks for Creative Life!

6 min readJan 11, 2015

rOtringの中の人から「是非試してみて下さい！」と送られてきたスタイラス付シャープペンシル「rOtring 800+」。

文房具好きとしてはrOtringは憧れのメーカーなので二つ返事で「是非！」と答えてしまったのだけど・・・正直なところ、僕は絵が得意ではない。

しかし、仮にも製図用として使われるほどのシャープペンを試すのに、絵を描かないわけにはいかない、ということで、とりあえず白抜き文字に影を付けてみることに。

ほうほう、なるほど。

人間工学に基づくなんとかかんとかで、って説明があったぐらいで、確かに丁度良い重量とバランスのおかげでメチャクチャ描きやすい。

普段からプラスチック製のシャーペンしか使わない身としては、金属製ボディのシャーペンは絶対重くて使い辛いわーと思ってた先入観が一掃された。程よい重量のお影で、ペンがメチャクチャ安定するんだねー。

「rOtring 800+」はペン上部をツイストすると、シャープペンシルのペン先を出し入れ出来るギミックが入っていて、シャープペンシルにも静電式タッチパネルのスタイラスにもなるというのが売り。シャーペンの出し入れはよくあるノック式。

どちらのギミックも、ドイツ製高級シャープペンシルに恥じない、気持ちの良い動作です。ツイストすれば、確かな手応えでグルっと周り、ノックは程よい反発があります。こういう細かい作り込みも、ペンを使う人の感性に訴えかけそう。

ペン先を出してる状態と、引っ込めてる状態。ボールペンじゃないので、ペン先を出したまま筆箱に入れても大丈夫だと思うけど、ペンの重量にペン先が負けないか心配なので、持ち運ぶ時はペン先を引っ込めて置いた方が良いかも。

とりあえず、スタイラスとしても使ってみる。
絵心はないので、やはり文字で。

まぁ、ペン先はよくあるシリコンなので、ペン先が見やすいとか、細かい線が描ける、みたいな効能はなし。ただし、ボディがrOtringの高級シャープペンシルなので、安定性は抜群です。

「rOtring 800+」はスタイラスとしても使い勝手は良いのだろうけど、なんだかんだ言って、シャーペンとしての使い勝手が抜群に良い。今まで安物のシャーペンをつかっていたのだけど、これを一度使うと、もう引き返せない・・。アイデアスケッチなんかを今までボールペンでやってきていたので、今後はシャーペンで丁寧に書いてみようと思う。

僕の普段使いのボールペンは「LAMY2000」（にJetStreamのリフィル）なので、シャーペンは別に1本用意する必要があったんだけど、「rOtring 800+」を組み合わせて使えば、4色ボールペン＋シャーペン＆スタイラスと、非常にバランスが良い。見栄えも良い。