
心霊体験ってしたことある?
ぼくはない。ないはずだしそう思いたい。
なにで聞いたんやっけ…
いや、よくある怖い話よ。ありきたりの…
特急から普通電車の乗り換えで待ってた駅からハプニングが起きてん。
たしか大歩危って駅。
ホームが2つあって、進行方向に向かって左側のホームに特急電車から降りたわけさ。
そりゃ普通、そっち側のホームが行きたい方向の電車が来るホームや思うやん?
待ってるやん?
遠くから電車来るやん?
向こうのホームに到着するやん!?
ファッ!?ってなって重たいスーツケースをぐわんぐわんしながらそっちのホームまでダッシュしたわけよ。
聞いた話やとこの路線、1本逃すと数時間待たなアカンって話。
ゾロゾロと降りてくる女子高生たち(3人くらいしかいなかったけど)に「この電車、大杉駅まで行きますか?」って聞いたわけですよ。
ええ、30過ぎのオールバックの、スーツケースを振り乱した私が聞いたわけです。
「行きますよ〜」とさえ言ってくれれば「あいつキモかったねー」と後から言われようがなんだろうが問題なし!
「行きますよ〜」と言ってください!言ってくれ!言えぇぇぇぇ!!!
「しっ、知らないです」
そんなことある!?地元ぉぉぉ!!君達の地元ぉぉぉ!!
本当に知らないのか、怪しいやつには教えないのか、真相なんてもうどうでもいい。
この電車は大杉駅まで行くのかどうかがわからない!!
そうや!車内の人に聞けばいいねや!!
誰もいない!?
誰も乗っていない…!?
東京から高知に来たぼくに「無人の電車」なんて引き出しはあらへん。
だがしかし、進行方向は合ってそう。運転手が間違って違うホームに停車した可能性だってある(たぶんない)
乗り遅れて数時間待ちぼうけするくらいなら、ガタンゴトン揺られてどっかに行ってしまったほうがまだマシや!ってな勢いで電車に飛び乗る。
プシューって扉がしまった。ギリ乗れた。
あっ、運転手に聞いたらええがな!
発車しかけの車内を猛ダッシュして「大杉行きます!?」
「行きますよ」(ニヤっ)
ほっと一安心して座席にすわる。
あらためて車内を見ると、ものの見事に人がいない。
前にも後ろにも人はゼロ。
思い返せばあの運転手、ニヤっとしとったな。
怪しい。ほんまに行くのか?
なんかこの状況、記憶の中に似たようなんがあるぞ…
来るはずのない時間に来るバス(電車だけど)。誰もいない車内。
ニヤッとする運転手。
地獄につれていかれるやつや!!!
なーんてひとりで思ってたときの暇つぶし雑談でしたー
こんな息抜きもいーよねー。