文通を通した知識の共有:Knowpal

HANDs! PROJECT
HANDs! MAGAZINE 日本語版
3 min readMay 25, 2018

2015/2016年度ネパール・フェロー Bijay Kumar Shahi

活動内容

2つの学校の生徒が文通を通して災害・防災知識を共有

詳細

Knowpalは、2015年4月に発生したマグニチュード7.8のネパール大地震で被災したカトマンズにあるOrchid Garden Schoolと、インド・ニューデリーのVidya Mandir Schoolの小学生、中学生の生徒が文通を通し、被災状況や災害・防災知識を共有するプログラムです。生徒は6ヶ月の間文通を続け、自身の生活の様子などとともにネパール地震の被災状況や復興状況、防災に関して知っていることなどを手紙を通して共有します。HANDs! フェローのBijayは、6ヶ月の間に防災イベントや、地震被災者の体験談共有会などを2つの学校で実施する予定です。文通の間、生徒はお互いの名前は明かさずに、割り振られた番号を持って文通相手とやりとりします。そして6ヵ月後に開催されるワークシュップで、2つの学校の生徒は初めて顔を合わせ、防災ゲームやスポーツ大会などを一緒に行います。文通を通して海外の生徒と知り合えるだけでなく、互いの災害・防災知識の共有を通じ、2国間の生徒の相互理解と友情を促すプログラムとなっています。

開催地

ネパール連邦民主共和国・カトマンズ

インド・ニューデリー

開催期間

2017年6月~2017年12月

アウトリーチした人数

9~14歳の子ども約820人と約50人の学校職員

実施フェロー

Bijay Kumar Shahi (Nepal)

Bijay Kumar Shahi

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