通学バッグにもなる防災キット: HAND BAG
2015/2016年度フィリピン・フェロー
活動内容
防災グッズにもなる勉強道具入りの通学バックを作成・配布
詳細
フィリピンでの貧困層の子どもは、家庭の経済状況から通学に必要な物を揃えられず通学出来ないことが多く、通学できたとしても防災情報が学校で教えられていることは少ない。そういった状況を少しでも変えようと、HAND BAGは立ち上げられました。フェローは、ペンなどの勉強道具を、工夫を凝らして防災グッズとしても使えるように作成。HANDs!のロゴがプリントされたバックに、防災情報が記載されたノート、フラッシュライト付のペン、応急処置に使用できるペンケース、ホイッスルなどを詰め、2013年10月にマグニチュード7.2の地震で被災したボホール島のろう学校で配布しました。配布時には、聴覚障害があるため一般の子どもよりも災害・防災情報を得にくい子どもに向けて、分かりやすく防災情報の講義や防災イベントも実施しました。HAND BAGはフィリピンの学校の新学期が始まる毎年6月にバックの配布を続けていく予定です。フィリピンでは近年地震が頻発しており、多くの学校からイベント実施の要請が届いており、2017年にはミンダナオ島のスリガオやラナオなどでのバック配布をする予定です。
開催地
フィリピン共和国ボホール島ルーンのろう学校
開催期間
2017年3月11~12日
アウトリーチした人数
ろう学校の生徒100人 (2017年5月現在)
実施フェロー
Tristan Nodalo (Philippines)
Ace Aceron (Philippines)
Margaret Buenconsejo Chavez (Philippines)