Facebookで防災情報を発信 “ Safe Travel Tips”

HANDs! PROJECT
Jun 3, 2016 · 5 min read

2014/2015年度タイのフェロー Son, Hope, Klangによるアクションプラン

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Safe Travel Tipsのロゴ

「タイでは大きな災害はあまり起きない。その反面、人々の防災への意識は低い」。HANDs! 2014–2015 タイからのフェロー Nuttapong Tonhirunmas (Son)、Thitiphon Sinsupan (Hope)、Pichapon robru (Klang)の3人は、タイや日本を含む4カ国のスタディーツアーを通して、そう感じたといいます。

Facebookでより多くの人に情報発信

災害といえば洪水が発生することが多いタイ。しかし、洪水以外への災害に対しても人々に防災意識をもって欲しいと考えた3人。若者に情報を発信するためにもFacebookを防災情報の発信の場に利用するアクションプラン「Safe Travel Tips」を立案し、実行しました。

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SON(左)

3人はどのような防災情報がタイの人々には必要とされ、有効なのかを調べるため、地元コミュニティーに対してのヒアリングを実施。さらに、検索エンジン・グーグルで防災や災害に関するどのようなキーワードが多く検索されているかを調査して、Facebookで発信すべき情報を調査しました。

デザイン会社に勤めているSONがFacebook上で使用するデザインを考え、防災・災害対策の専門家として活動しているHopeとKelangがどういった情報が必要かを提案し、Facebookで発信する情報を決めていきました。

特徴は防災情報だけでない情報発信

Safe Travel Tipsでは、タイの家族のキャラクターが登場し、父親や子どもらとのイラストとともに防災情報などが書かれています。Safe Travel Tipsの特徴は、一般的な災害だけでなく、都市で生活するうえで有益となる情報や、旅行に行く際の注意点といった情報などを盛り込んでいる点です。

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洪水時の注意点を伝えるイラスト。感電しないためにブレーカーを落とす、車は運転しないなどが書かれている
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火災時の避難方法を説明するイラスト
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旅行をする際に、旅行先の気温に気を付けるように呼び掛けるイラスト
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低気温の場所への旅行時の服装を示したイラスト

タイでは、2016年3月には雨が降らずに、水不足となる地域が多数発生しました。そこでSafe Travel Tipsでは、各地域のダムの貯水量をイラストにして掲載したところ、多くの人がリーチしてライクボタンを押してくれました。雨期には洪水への備えや、降雨による急な気温の変化による対応方法など、季節ごとに生活上の注意点なども掲載しました。

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ダムの貯水量を示したイラスト

Sonは「防災情報だけに偏らないことで、多くの人が興味を持って読んでくれた」と話します。

1万4千人超がフォロー

Safe Travel Tipsは、2015年12月~2016年3月までに計98枚のイラストを掲載し、約1万4200人(2016年5月現在)にフォローされています。リーチする人は、20~35歳の若い世代が多く、FBを使った防災情報の発信が多くの人に届いています。今後は、イラストをフリーペーパーなど他の媒体にも紹介していく予定です。


Safe Travel Tips

・実施したフェロー:タイ2014–2015フェロー、Nuttapong Tonhirunmas (Son)、Thitiphon Sinsupan (Hope)、Pichapon robru (Klang)

・開催地:Facebook(Safe Travel Tips)

・開催期間:2015年12月~2016年3月

・アウトリーチした人数:約1万4千人がフォロー

・活動内容:防災や日常生活に潜む危険などの情報をイラストを使用してFB上にアップ

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左からNuttapong Tonhirunmas (Son)、Thitiphon Sinsupan (Hope)、Pichapon Robru (Klang)
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Written by

HANDs! MAGAZINE 日本語版

HANDs! MAGAZINE 日本語版では、HANDs! PROJECTに関する情報を投稿します。主に、毎年行われるスタディツアーの様子やフェローによるアクションプラン(事後活動)などについてアップします。 HANDs! PROJECTは、国際交流基金アジアセンターが主催する人材育成プロジェクトです。アジアの国々を中心に、防災及び被災地支援について、共に学び、知識を共有、 問題解決に向け協力し合う場として立ち上がりました。

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