アメリカや韓国のブロックチェーンハブと提携したアライアンス、Catalyst発足のお知らせ

HashHub
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4 min readJul 31, 2018

東京本郷でブロックチェーンに特化したコワーキングスペースの運営をするHashHubが、アメリカ及び韓国のブロックチェーンハブと提携し、ブロックチェーンハブのアライアンス「Catalyst」に参画したことをお知らせします。今回の提携によりHashHubの海外での活動の幅を広げ、入居企業などへさらに効率的な支援が可能になります。

背景

世界的に、暗号通貨、ブロックチェーンのメインストリーム浸透や事業開発が進んでおり、2018年に入ってからもVC投資やICOなどを通じて沢山の資金が流入しています。一方、ブロックチェーン業界の開発インフラやコミュニティ基盤などの進展のスピードは資本の流入に追い付いておらず、業界の健全な発展の為に起業家や開発者への支援や育成、コミュニケーションの場が必要とされています。

Catalyst ブロックチェーンハブアライアンスの組成

そのような状況において、暗号通貨、ブロックチェーンプロジェクトの開発を支援するためのハブが各国で生まれています。この動きを複数地域間でつなぎ、ブロックチェーンが切り開く分散社会の実現をさらに推し進めようとするのがCatalyst(カタリスト)です。

現在参画しているブロックチェーンハブは、サンフランシスコのStarfish Network(スターフィッシュネットワーク)、韓国のNonce(ナンス)、そして日本のHashHub(ハッシュハブ)で、それぞれの地域においてブロックチェーンコミュニティに根付く活動をリードしています。

HashHubでは国内のブロックチェーン事業に従事する個人や企業に対する支援をすでに行っておりますが、Catalystを通じてより効率的なビジネスマッチングや国内外の最新情報や知見の共有、地域ごとの開発力の格差の解消などに取り組みます。

他にも、それぞれの海外出張時の入居者のスペースの共有、共同でのイベントの開催などを予定しており、継続的に各地域のスペースとの効果的な連携を強めていきます。

Lightning Networkに関するウェブサイトの共同運営

今回の提携の具体的アクションへの落とし込み、暗号通貨、ブロックチェーンコミュニティーへの貢献を目指す活動として、Catalystのメンバーと共同でLightning Networkを利用したアプリケーション(LApps)事例をまとめるウェブサイトの構築、運用を始めます。

ブロックチェーンのセカンドレイヤー技術、特にLightning Networkはこれから重要度、注目がさらに大きくなることが予想され、共同ディレクトリサイトの運営を通して業界全体での技術の理解や浸透スピードの点で貢献していきます。ウェブサイトは近日公開予定ですので、詳細はリリース準備ができ次第また発表させていただきます。

HashHubの入居に関して

HashHubでは国内の入居開発者、企業、関連プロジェクトを中心にビジネス、開発、税務、法務など包括的な支援を行っています。国内外の拠点と連携し、海外への進出支援なども今後さらに積極的に行っていきますので、入居に興味のある方はウェブサイトのお申込みフォームから是非ご連絡ください。

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ブロックチェーンを次のステージへ The Blockchain Studio based in Tokyo https://www.hashhub.tokyo/