Siba (シーバ) を使ってみよう!

Kunihiko Kido
Hello! Elasticsearch.
3 min readAug 13, 2014

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今なら無料アカウントを登録してすぐに利用開始!Elasticsearch as a service「Siba (シーバ)」よろしくです。

www.siba.tokyo

10年近く検索エンジンを使用したソリューション開発をしてきた筆者ですが、Elasticsearch の出会いは衝撃的でした。

まず最初に驚いたのは、サーバーのクラスタリング構成の簡単さ。社内のネットワーク内に複数の Elasticsearch を起動しただけで、クラスタリングされてしまったのです。これまで、他の検索エンジンでも複数台のサーバーでクラスタリング構成を組むことができるエンジンはありましたが、その設定と運用は大変なものが多く、エンジニア泣かせでした。

他にもスキーマレスやマルチテナントと言った特徴では、いきなりデータをプッシュしただけでフィールド定義や言語処理などが自動的に定義され、すぐに検索することができてしまいました。

これまで、検索エンジンはリレーショナルデータベースのSQLのような共通の仕様も無く、それぞれのソフトウェア独自の仕様で発展して来ています。Elasticsearch を見ていると Query DSL や Restful API の仕様など、これからの検索エンジンのデファクトスタンダードになって行くのではないかとさえ思えてきます。

これまで、Elasticsearch の技術情報や検証を繰り返し思ったのは、エンジンはすばらしいが日本語がボトルネックと言うこと。日本語のデータを思った通りにちゃんと検索やら集計やらできるようになるには、やっぱりそれなりに検索エンジンのことをしらないと Elasticsearch を使いこなすのは難しいと言うことでした。

最近では、ログ分析などシステム寄りのエンジニアの方を中心に Elasticsearch は日本でもかなり使われてきているようですが、日本語に加え、規模によってはインデックスの設計がシステムアーキテクチャーにも依存するため、Webやアプリ開発者などのいわゆるフロントエンド系の開発者が Elasticsearch を使うにはまだまだ敷居が高いなぁ〜と感じています。

そんなこんなで、Elasticsearch as as service 「Siba」 をリリースしてしまいました。「シーバ」と読んでください。決して会社の住所の芝公園の”芝”から取った安易な命名ではありませんw

www.siba.tokyo

サーバーの運用は気にせず、とりあえずクイックスタートからはじめると、基本的なAPIの操作は理解できるかと思います。ドキュメントをインデックスすると Kibana で可視かもできるので面白いかも。

今なら無料アカウントを登録してすぐに利用開始できるので、お盆休みの空いた時間を使って使ってみてください。

めざすはデザイナーさんでも使える検索エンジン!

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