Day 24 — 名匠のMANGA
12月24日のクリスマスイブのブログなので何を書こうか悩みました。でも私はクリスマスケーキさえ予約していないクリスマス情弱日本人なので自分の好きな漫画の話でも書きます。
日本の漫画文化はすごいです。いや、漫画文化がすごいというより、世の中に天才的な漫画家先生がこんなにもたくさんいることがすごいです。なぜ漫画家さんたちはこんなに天才的なのかいつも疑問に思います。
そんな全世界が認める天才的な漫画家の中でも、世にあまり知られていない気がする私の好きな名作を勝手にお薦めしたいと思います。
手塚治虫 -Osamu Tezuka
火の鳥、アトムなどで有名な手塚先生ですが、歴史上の人物をモデルにした漫画もたくさん残しておられます。その中でもブッダが特に有名ですが、私が一番好きなのはベートーヴェンの半生を描いた「ルードウィヒ・B」です。ベートーヴェンの曲の作成秘話みたいなものが手塚先生のユーモアあふれる視点で描かれており面白くて簡単に読めるお薦め漫画です。
藤子不二雄A -Fujiko Fujio A
笑ゥせぇるすまんや忍者はっとりくんで有名な藤子不二雄の一人、我孫子先生の名作です。一番好きな漫画何?って聞かれたら即答でまんが道って答えます。藤子F不二雄との出会いからストーリーが始まっており、手塚治虫との出会い、トキワ荘での生活など、お二人の夢に向かって頑張る姿がが描かれています。映画化もされたジャンプ連載の「バクマン。」はまんが道のパロディシーンがたくさん出てきてます。後世の漫画家たちに大きく影響を与えたお二人の素敵な夢物語です。
藤子・F・不二雄 -Fujiko F Fujio
日本人知名度100パーセントの藤子・F・不二雄ですが、F先生とは思えない程の大人ブラックな漫画短編集を書いておられます。星新一のショートショートにブラックな一面をさらに追加したような内容です。性浴と食欲の価値観が変わった世界のお話「気楽に殺ろうよ」や、正義の味方の力が与えられたスーパーマンがただ周りから気を遣われるお話「ウルトラスーパーデラックスマン」などが収録されています。
楳図かずお -Umezu Kazuo
漂流教室などで有名な楳図かずお先生です。宇宙、生命、芋虫、、。とても大きなスケールでとても小さな命の話と結びつけた不思議な世界が堪能できます。最後まで読んでやっと作品の不思議さを噛み締められる作品です。
徳弘正也 -Tokuhiro Masaya
30代、40代の皆様はジャンプの名作「ジャングルの王者ターちゃん」で育ったのではないでしょうか。あんなアホくさい漫画を描いていた徳弘正也先生のシリアスギャグ漫画です。ギャグ自体のクオリティはターちゃんとなんら変わりないのですが、内容はとても切なく重いシリアスラブストーリーになっています。ターちゃんのしょうもなさを知っている人にこそ読んでほしい作品です。
安野モヨコ -An-no Moyoko
エヴァンゲリオンの作者庵野先生の奥様である安野モヨコの作品です。モヨコ先生は働きマンなどで女性漫画地位を確立されていますが、やはり本作のようなサブカル漫画で才能が開花されてるように思います。かわいい女の子に憧れる、、
二ノ宮知子 -ninomiya tomoko
のだめカンタービレなどで有名な二宮先生の作品です。題材がまさかのオーバークロックの世界大会のお話です。もう意味がわからない。なのにめちゃくちゃ面白いです。私はこの漫画のせいでオーバークロックに詳しくなりました。時代は窒素冷却。
浦沢直樹 -Urasawa Naoki
20世紀少年で有名な浦沢直樹の描く漫画はどれも跡を引く終わり方をします。そのせいで読んだ後もずっと心に残り続けるような。Plutoもその一つです。本作品は鉄腕アトムに含まれる「地上最大のロボット」の回を原作としてリメイクした作品です。原作を見るからこそおもしろい。どこまで話が膨らむのか。浦沢先生の書くアトムのキャラクターに惹かれます。オマージュ漫画大好き人間にはぜひ読んでほしいです。
疲れてきたので以上となります。本当の名匠から始まり、ピンポイントなところまで紹介してしまいました。みなさんのお薦め漫画もあれば是非教えてほしいです。
みなさん良いクリスマスをお迎え下さい。