HENNGE〜 [HR blog] 九十九里でチームビルディングってきた話〜

Yui Sasaki
henngeblog
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11 min readAug 5, 2022

「仕事の話は、もう終わりましたね?!ここからはお楽しみの話です!」

近年最速の梅雨明けが報じられた6月中旬のHRミーティングの終盤、上司から斬新な切り口の提案がありました。

「みんなで7月末に海辺でワーケーションしてみませんか?」

(え!!)

「そして、最終日は早くPC閉じて、みんなでBBQしませんか?」

(ええええ!!! 高鳴る鼓動)

どうも!HENNGEで人事を担当しております、佐々木唯と申します。
所属は、People Division, Talent Acquisition Section (以下「TA」)で採用を担当しております。

HENNGEには「Human Resources (HR)」という部署がありません。

以前は、採用チームと労務チーム(Compensation & Benefits Section:以下「C&B」)の2つで「HR」というセクションだったのですが、
昨年組織変更があり、Sectionが2つに分かれました。

しかし、採用と労務ってすごく密接に関わっているので、通称「HR」という呼び名は今も残っています。

普段であれば週1の定例や個別ミーティングで交流があるものの、
コロナ禍でなかなかコミュニケーションが以前のように容易には取れない。

そこで、今回はあえて九十九里浜で海風に吹かれてチームビルディングしてみよう!という上司の粋な計らい!

なんという自由な会社!

2020年、世界がコロナ禍になる1ヶ月前にC&Bに入社した私は、日々の仕事はリモートワークが主流スタイルに。
実際にHRのみんなが集まって一緒に仕事するという世界から程遠い場所にいました。

そしてつい最近、TAに異動になり、どちらも経験しているからこそ「HR」としてチームをビルディングするのはすごく大切!と痛感。

先日、エンジニアのメンバーも大分県でチームビルディング合宿をしていたところ。

よし!チームビルディング(と、仕事早く終わってみんなで海風に当たってBBQ)のためにHRもいっちょやったりますか!

下心をグッと括弧の中にしまい、

いざ、九十九里へ!

いつもは、湿った夏の空気の中、文明の利器(別名:エアコン)で快適さを手に入れて一人部屋でリモートワークをしているけど、

海辺にでて、自然の利器(別名:ウミカゼ)に吹かれ、普段肩を並べて仕事する機会がないメンバーと一緒にワーケーション。

企画、運営、買い出しは全てDeputy Division Manager(つまりはエライ人)とC&Bメンバーが直々にしてくれるという神対応。

HENNGEは、パッションがある人がやりたいことをできる最高の環境。
しかも、決して強制ではなく、やりたい人がそこに乗っかってバリューを出すスタイル。

プランとしては、最長3泊4日。
1泊〜3泊、途中帰宅の人もいるフレキシブル対応。

私は、家の事情で金曜の早朝に行って土曜の朝帰る1泊弾丸プラン。
朝9:00にワーケーション先の最寄り駅に着くということをお伝えすると、

僕迎えにいきまーす!

と、Division Manager(つまりはエライ人)が車でお迎えにきてくれることに!アザース!

クレヨンで描いたかのような青空の下に建つ宿舎で
さぁワーケーションのスタート!

「あっはっはっはー!!!」

普段、一緒にミーティングをすることがないC&Bのメンバーが
大爆笑で朝のGatheringを行っていました。

Division Managerは、

「ミーティングでそんな爆笑することってあるんですか?!」

と驚いていましたが、元C&Bの私が代返しておきました。

「これは、C&Bの日常です。」

エライ人「なるほど!そうなんですね!」
話の早い上司で大変助かります。

その後、大爆笑に包まれながら一つの場所でコワーキング。

ふと疑問に思ったことを、

「今ちょっと話しかけていいですか?」

そんな一言ですぐ解決できるって、対面で仕事をする大きな特権ですよね。

リモートワークはもちろん便利で私たちのワークライフバランスを画期的にしてくれました。
その中でも、やはりこうやってたまに顔を合わせて働くことの効率の良さや繋がりの強さにも気付かされます。

そうこうしているとお昼時に。

九十九里といえば、「いわしの町」と言われているほどイワシの名産地なんだとか!(初耳!)

そこで、イワシ定食を頼むことに!

デーン!

でや!

めっちゃうまそうですよね!

めっちゃうまかったです!

(美味し過ぎて描写のシンプルさに拍車がかかります)

特に、イワシのお刺身があぶらが乗っていてプリップリ!

ありがとう命!

他のメンバーは何を頼んだんだろと、隣のテーブルに通されたメンバーを見ると、

ドドーン!!

Division Managerは、まさかの富士山級に高く積まれた天丼をチョイス。

(え、夜BBQですよ?)

インスタ映えの向こう側な景色に、ただ呆然とするエライ人。
(表情は皆さんのご想像にお任せします)

私はただ、

「それ、本当に頼む人いるんですねー!」

とニヤニヤするしかありませんでした。
(弊社、フラットな社風です。)

みんな(特に上司)はお腹いっぱいになり、午後のリモートワークへ。

海風が気持ちよく、
外でミーティングするメンバーや、
リビングで集まって仕事をする人、
部屋で社内セッションに参加するメンバーとさまざまでした。

それぞれが、働きやすい方法で、お気に入りの場所を見つけて仕事をする。

HENNGEでは、普段から出社してもアドレスフリーで仕事をする時のスタイル。
それが根付いているためか、みんなワーケーション慣れしているように見えました。

16:00を過ぎ、そろそろみんながソワソワし始めます。

なんてったって、カレンダーには、エライ人がスケジューリングした

「16:00〜Summer BBQ」の文字が!!

10分前にはPCの右上にGoogle Calendarからのリマインドも。

PCを閉じないわけにはいかない!(口角は上がりっぱなし)

パタン!

勢いよくPCを閉じ、

テラスで火を起こす人、

前菜を作る人、

お皿の準備をする人、

それぞれが自分の得意分野を見つけて自然と役割分担がなされどんどんBBQの準備ができていきます。

さてさて、準備も整ったところでカンパーイ!

まだ明るいうちから合法的にお酒が飲めるって最高じゃないですか!

終始お肉や野菜を焼いてくれたのは、
まさかのDivision Manager(このメンバーで一番エライ人)

なんでも、あの富士山級の天丼がまだ胃袋に根を張っているらしく、全くお腹が空いていないとのこと。

そして黙々と慣れた手つきでお肉やお野菜を焼いてくれます。

座ってお酒を飲んでいるだけで、エライ人がどんどん肉や野菜を
『奇跡の焼き加減』で配膳してくれるなんて、幸せでしかありません。(弊社、フラットな社風です。←大事なことなので何度も書きます)

「あのー!エライ人ー!お肉がもうありませーん!」

メンバーのお子さんもこのワーケーションに参加したんですが、
弊社のフラットさががっつり定着したのか
子どもたちが物おじせずに親の上司にお肉のおかわりをオーダーする姿にはニヤニヤが止まりませんでした。

他のメンバーも、スナックのママ的な存在の人がいて、

氷のカランという一音を聞くと絶妙なタイミングで、
小粋なジョークと共にお酒を持ってきてくれます。

1カラン1茶割のペースでそこは海辺のスナックと化します。

ブンッ!!!

夜更けになると、ライトにアグレッシブな虫たちが飛んできます。
虫が苦手なメンバーは雄叫びをあげて避難。

すると、天丼でお腹いっぱいのエライ人は、

「究極、虫ともチームビルディングして多様性を受け入れられる人間になれると最強ですよね!」

(え?)

「(虫を指差して)あれも多様性の一つです。受け入れましょう!」

私「…じゃあ、夜おばけ出たらどうしますか?」

「それもダイバーシティーです。」

(…)

ちょっと何言ってるかわかんなかったですが、

“人だけでなく、それぞれの違いを受け入れ、

また、自然と共存する中でワーケーションさせてもらっている身だから、

虫もおばけも多様性の一つとしてインクルージョンしていこう

それが私たちの本当の意味でのチームビルディング。”

ってことやと思います。
(知らんけど。)

こういった開放的な空間で、
普段リモートで離れてしまったように感じていた距離が
グググっと縮まる音が夜風とともに聞こえてきました。

前述の通り、C&B(労務)からTA(採用)へ異動した私には、
今の時期だとC&Bはこんな業務で忙しくてたまらない時期だろうな、
という予想ができるものの、個人情報の宝庫の業務だからこそ、
HRとして同じチームにいてもなかなか見えなくなっている。

見えないということは、ちゃんと個人情報が守られているということで、それは素晴らしいこと。

そんな中でも、
こうやってカジュアルにお互いの仕事のことを共有できると
尊重しあえる気持ちも増し、全体像がもっと把握しやすくなるなぁと感じました。

また、こうやって会社や自宅を離れて開放的な空間の中で
リラックスして仕事のことや自分たちのこと、
全然どうでもいい話をしてガハガハ笑い合える空間を持つことって
チームビルディングとしてとても重要なことだと痛感しました。

今回、コロナ禍&予定の合うメンバー任意参加ということもあり、全員でチームビルディングすることは難しかったですが、行ったメンバーは確実にいつもより距離がグッと縮まったのを感じたはず!

夜更けまでたくさん話をしたにも関わらず、
楽し過ぎて翌朝は海辺でエモいことをしてきました。

また、25周年の時に作られたHENNGE Tシャツを着て行ったので
さらにエモい写真を撮ろうとしたのですが、

逆光でTシャツのデザインが1ミリも見えなかったことも、
今ではいい思い出です。

(遠い目)

チェックアウト前に、
みんなで集合写真を撮って各々の帰路につきました。

東京は照りつける暑さでしたが、
九十九里でビルドした熱さがしっかりと胸に宿っているのを感じました。

Laptopを一台持っていけば、こうやってワーケーションが可能になる。

そして、夏を感じながら
ワーク×バケーション実現の背中を押してくれるHENNGEやっぱ最高!
と思った合宿でした。

(※もちろん、エライ人発案の合宿のため感染対策は厳重に行なった上で実施しました。)

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Yui Sasaki
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Joined HENNGE in January, 2020 as a HR member. I was born & grew up in Osaka and moved to challenge in Tokyo in 2017!