言語学習手記

Katsuya Tokuoka
henngeblog
Published in
7 min readJul 15, 2020

みなさんこんにちは。
HENNGEのCustomer Success Division所属の徳岡と申します。
私達のDivisionでももれなく英語化推進(Englishnizationというらしい)をやっておりまして、誰かの役に立つかと思い、私がHENNGEに入社後にやった英語の勉強について書き留めておくことにしました。一貫して軽いノリで書いており、切迫感がまったくございませんがご容赦ください。ちなみに記事の後半に向かうにつれ、重要度が低くなります。

TOEIC LRの勉強

HENNGE入社後にTOEIC LRを受けたのですが、スコアは600点台でした。
TOEIC LRの勉強で英会話能力が格段に上がるとは思っていませんが、スコアが低いことによる悩みはまず取り除いて、英会話の勉強に時間を投資できるようにしたいと思っていました。
「800点まではまず上げたい」と思ったわけです。

毎日一定量の英語の勉強をしていたわけではなかったので「勉強して、試験問題と形式に慣れればスコアは上がっていくやろ」と思いつつスタディサプリをとりあえずコツコツやっていました。

「どのくらい勉強したらいいのか」というのがまず問題でした。
スタディサプリのアプリ内に目標勉強時間の設定をするところがあり、そこを見てみると「6ヶ月で100点UPするには毎日1時間やりなさい」というようなことが書いてある。じゃあこれやりましょうということでやりはじめました。

まあ、電車での通勤時間が片道45分くらいあるので、1時間/日はそんなに厳しくなく、勉強するのに重たい本を持ち歩かなくてもいいので肩こりがひどくなるリスクもないし、これなら絶対に勉強時間を確保できるだろうと思っており、実際に勉強時間の目標は守ることができていました。アプリのよいところですよね。

スタディサプリには実際の問題演習と文法講義(関先生のジャケット腕まくりが気になる)、単語学習、Dictation、Shadowingなどがあります。
気をつけたことは、
・Listening問題では、早い英語が聞けるようになるために音声の速度を最速にする
・Reading問題では、早く読めるように、文章を読み切るまでの時間を意識する。早く読めない場合は、文の構造がすばやくキャッチできていないためかもしれないので、文法知識を見直す。精読する。
などです。
あとは関先生がいろいろとテストのテクニックを教えてくれるので、それに対して「何を言うとんねん」とか「せやけど、そんなんでほんまに英語力上がりますの?」などど反抗することはせず、素直にそれを聞いて実践していきます。

他に勉強したこととしては、TOEICのスコアアップによいかはわからないけど、QQ EnglishのCallan Method(1回25分)を1ヶ月に10〜20回受講しました。

これらを4ヶ月やり、毎月TOEICテストを受けたら800点を超えました。予定していた半分の期間で達成できたので、英語力がアップしたというよりは、
・問題構成に慣れた。
・Listeningでは問題を先読みする、というテクニックになれた。
・Readingで文章を読む速度が上がった。
・悩んでしまう問題には早く見切りをつけて次の問題に進むことができるようになってきた。(ただ、まだあと7問くらいは解ききれない)
ということだと理解しています。

他の勉強をやりだす

目標はひとまず達成したのですが、ここからの道のり、例えばTOEIC LR 800から950くらいまで上げるのにはかなり時間がかかりそうということが感覚としてわかりました。

さらに1日の勉強時間を増やし、さらに長い期間勉強し続けることで達成できそうな気がするのですが、TOEICの勉強だけだと飽きてきますし、発話とコミュニケーションが最終目的ではあるので、今は発話の練習に時間を割いており、Rarejobのスマートメソッドというものを利用しています。16週のプログラムのうち、今5周目までが完了したところです。

TOEIC SWでも使われるCEFRという言語習得状況の評価指標に則って作られており、いろいろなレッスンがありますが、1回のレッスンの中でレベルを1段階アップさせるレッスンがありこれがなかなかおもしろいです。
・題材を通して、スピーキングレベルをチェック
・スピーキングレベルを上げるレベルアップTipsを覚える。
・Tipsを使えるようになることでレベルアップ
という流れで実際にレベルアップしていきます。
例えば、Yes, Noはじまりの文章でしか答えられていなかったところを、Sure, Unfortunately, はじまりで答えられるようになるとレベルアップします。
上のレベルのTipsを使えるようになるとTOEIC SWのスコアもあがるんだろうということが想像できます。

あと、やりはじめて気づいたことは、毎日自分が考えた文章を英語で話さないといけない環境にいると、今日何があったかを「英語でなんて言うたらええんかな」と考える習慣が少しづつできてくるということです。
私の日常だと例えばこんな感じ(合っているかは不明)。

I water my lawn every day. (私は毎日芝生に水をやります)
My daughter likes corn. She bites into it! (私の娘はコーンが好きです。彼女はそれにかぶりつきます)
I am getting out of shape due to working from home. (在宅勤務で運動不足)

ここまでくれば日常生活の中で自己学習がどんどん進んでいくだろうと思ってはいるのですが、「見たら意味は分かるけど、しゃべるときにでてこない」単語というものがいっぱいあることに気づきます。

その度に辞書を引くのも一つの手ですが、これを解決するためのインプット学習として良さそうと思ったのが「英単語ピーナツ」です。
ここからは仮説なので、まだやっていない、成果が出ていないこと、つまりほぼウソのようなことを公の場所に書いてしまう私をお許しください。

「英単語ピーナツ」が何かというと、Collocation(連語)で覚える単語学習帳です。上の画像を見てもらえると雰囲気が分かると思いますが、組み合わせて使用される単語を2つセットで覚える学習法です。

「素手の握りこぶし」という連語を使うときが来ないことを祈りますが、動詞と名詞をセットで覚えるだけでなんとなくフレーズを引き出しやすくなりそうな気がしてきます(気がするだけ)。
ピーくん(厳しくやさしいトレーナー)もいろいろな言い方でほめたり励ましたりしてくれます。

本当はポル語も勉強したい

ここからは英語学習とまったく関係ないことを書く私をお許しください。

私はブラジルのCapoeira Angolaというものをやっておりまして、本当は英語よりもポルトガル語を勉強したいと思っています(私はすぐにCapoeiraの話をする傾向がありますので、ブログにも書いてしまうことになります)。2つの言語を同時に学習していく方法や時間管理についてはまったくやり方がわからず迷走しております。誰も興味がないと思いますが、ポルトガル語を勉強するために使っている参考書やアプリを紹介しておきます。

・生きたブラジルポルトガル語 初級(兼安シルビア典子)→文法書といえばコレ。ポル語学習者で異論のある人はいないでしょう。

・キクタン ブラジル・ポルトガル語【入門編】 →基本的な単語は覚えられる。飯屋で注文することくらいはできるようになりそう。

・Duolingo →有名な言語学習アプリ。ポル語もある。

Wrap up

・スタディサプリをやるだけでもTOEIC LRのスコアは800まで上がる

・CEFRに基づいたスピーキングレベルの判定は、使うことが出来るフレーズの種類、幅で決まるらしい

・英会話の勉強は身の回りのことを「英語で言うたらどうなるんやろか」と思うことが役に立つ

・ポルトガル語は甘美な言語

↑ 乱暴にまとめるとこんな感じです。Até breve, obrigado!

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