共に学び、成長する共同体 #パラレル親方

junyamori
JUNYAMORI
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4 min readDec 21, 2017
「パラレル親方」が始まる前の様子

柿次郎さんの呼びかけのもと開催されたイベント「パラレル親方」が無事終了した。

渋谷にあるコワーキングスペース「co-ba」を借り、関係者も含めると60人以上が集まった。80人以上の応募があり、選考を経て集まった40人ほどの参加者の人たち。みんな真剣だった。

それぞれの親方や親方候補がどんな仕事をしているのかを話した後、弟子のセッションがあった。

不思議と親方の雰囲気と弟子の雰囲気は似ていた。一緒に働いているから似るのか、元々似ていたから一緒に働くことになったのかはわからないが、とにかく空気が似ているのだ。

どこで働くかを考える際、どういったメンバーが働いているのかをチェックするのはやはり有効な手段なのだろう。

トークが終わった後は懇親会の時間に。膨大な量のピザが届き、ピザを食べながらあちこちでコミュニケーションが行われた。

案の定、ピザは余り、各自が持ち帰った。

僕のところに話に来てくれた人たちは、自分のやりたいことの種があり、それにどう向き合っていくべきかに迷っている人が多かった。

僕は壁打ち相手になりながら、やりたいことを形にしていくために必要な考え方を伝えた。一度、思考のフレームを獲得すると、あとは自分でも考えやすくなる。イベントの趣旨とは違っていたかもしれないけれど、良い時間になっていたようで嬉しい。

当日のイベントでは十分に時間もなく、どこまで互いのことがわかったかはわからない。あくまでこれはきっかけのようなものだと思うので、inquireというチームが気になった人はコンタクトしてもらえたらと思う。

イベントでも話したけれど、inquireというチームの考え方は親方と弟子という関係とも違う。できるだけ対等に接するようにしている。僕が学ばせてもらうことも数多くある。

これは、僕がgreenz.jpやTHE BRIDGEといったこれまで僕を育ててくれた環境でそうしてもらってきたからだ。

inquireでは、機会を提供し、必要な知識、経験をシェアする共同体を目指している。僕らが目指しているのは、Teal型の組織に近い(イベントで話したら「?」ってリアクションだったけれど)

きっと、こういう話にも関心のある人がinquireには向いていると思う。社内でゼミを始めるようなチームだし、答えのない「問い」に向き合うことが好きな人が合う。

これが僕らの「Be」であり、大事にしたいことでもある。「編集」や「ライティング」といった要素は「Do」であり、そこが重なるだけでは物足りないのだ。

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JUNYAMORI

Catalyst, Mediator, Futurist, CEO of inquire Inc.