社内で「ゼミ」始めました

深く、長い時間軸で学問するための環境づくり

junyamori
JUNYAMORI
2 min readNov 29, 2017

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今年の2月くらいにこんなブログを書いた。

なかなかじっくりと思考を掘り下げたり、答えのない問いに向き合う時間が確保できていないことが気になっていた僕は、学問がしたいと思ったのだ。

その後、仕事をしたり、社内で勉強会を開催するなどの日々を過ごし、ある日ふと思いついた。

機会がないなら、自分たちで機会を作ればいい。

学問なんて、本来大学や大学院でなくてもできるはずだ。

そう思い始めた矢先、望月くんが「自分のゼミをやってみたい」と投稿しているのを発見。早速相談して、開催してみた。

初回は気になっていることをそれぞれシェアしていく時間。普段考えられていないことに時間を使ったり、望月くんガイドのもと点と点をつなげる作業などが行われた。「自由とは何か」「平等とは何か」そんなことを話す時間。

機会が生まれたことで、これから深く考えていく時間を作り出すことができる。現代で、仕事をしながらではなかなか難しい。

場が生まれたことで、各自が気になっていたテーマを持ち寄ったり、この場の開催に合わせて掘り下げたりできるんじゃないだろうか。

ゼミには、inquireやsoarのメンバーに参加してもらっているけれど、すぐに役立つようなスキルを習得してもらいたいわけじゃない。

長谷川リョーくんの言うところの、考えるを考えるという行為、思考耐久力のようなものを身につけていくことがこの先の時代に生きていく上で求められるし、いずれ仕事にも活きてくる。

これからも、会社やNPOのメンバーたちと学問をするための場を作っていきたいと思う。

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junyamori
JUNYAMORI

Catalyst, Mediator, Futurist, CEO of inquire Inc.