「こどもの将来」について思うこと

【第1回:ホームスクール保護者会 by HSJ】

Takahiro Sasaki
19 min readOct 26, 2017

ホームスクールジャパン(以下HSJ)ではホームスクール家庭によるシリーズ記事をスタートします♪

毎回テーマを決めて、日本のホームスクーラーの親がチャットスタイルでカジュアルに話していくこの企画。ぜひフォローしてくださいね。

第1回のテーマは「子どもの将来」について。

ホームスクールという日本ではマイノリティーな立場で子育てを行う家族は、子どもたちの将来について何を思い、どのような意識を持ちながら日々を過ごすのか。

初回はホームスクールジャパンエディター陣がフリースタイルでそれぞれの描く子どもの未来像、社会像を話し合ってみました。

佐々木:

さて早速第1回目を始めていきます。これ外部からの反応が良ければ 毎回テーマを変えながら 連載ものにしていきたいですね!では、早速始めていきたいと思います!

今回のテーマは「こどもの将来」

ホームスクールをしていますと説明すると周りから「将来は大丈夫なんですか?」「高校とか大学にはちゃんと入れるんですか?」など、いろいろなことを聞かれますよね。 確かに、このまま日本でホームスクーラーとして子育てをしていく限り、こういった学歴社会の壁はとても高く感じます。

「将来への不安」と「プラン」

小沼:

ありがとうございます。

私は色々な母親の会に参加していて、そこでで出会った元ホームスクーラーの親の中に、子どもが就職で壁につき当たってしまって悩んでいる方がいます。

これまで、ホームスクールで楽しく過ごしてきたのに、就職の段階になり、もとのレールに戻ろうとして苦しくなっているのかもしれません。同時に、わが子に特別な能力があるわけでなく、そうせざるを得ない、という母親の話には考えさせられます。

一方、私の前職では『役職定年』というのがあり、上司だった人がある年齢になったら突然ただの同僚になってしまい、とても辛い思いをしているのを横でみていました。いい大学→いい会社=幸せではないと、強く感じています。

佐々木:

つまり、ホームスクールで過ごして通常の社会人コースに戻るのも難しいけど、普通に学校に行って会社に入っても厳しい世の中になってきているということですね。

小沼:

そうなんです。なので、子どもの目指すべきところはどこなのか、いつも考えています。

また、最近、『元不登校で高校生社長』になった方、お二人とお話する機会がありました。

その方達が仰っていたのは、これからは不登校が強みになる、という事でした。

私も、子どもには普通と違う生き方をしてきた事を、逆に強みとして社会で活躍してほしいと思っています。

リヴェラ:

ホームスクールに興味はあるけど、将来の進学をどうするのかなどが心配でなかなか既存のシステムから離れる決心がつかない人がいるみたいです。みなさんはお子さんの将来に向けて、ざっくり何かプランみたいなものはありますか。

小沼:

ちゃんとしたプランはないです…。
ホームスクールしてきた子ども達が社会で活躍出来る為に、今、私に出来る事は何か、その辺りも、是非皆様ともお話出来たら嬉しいと思っています。

秋山:

現時点では学歴社会の壁はまだまだ高いかもしれませんが、数年のうちにそうではなくなると考えています。

今、世の中の変化は目まぐるしく、柔軟に対応していきたいと思います。

働き方のカタチも変わりつつありますので、私は子どもたちの就職の心配とかはしていません。たまに母親に会った時に、笑顔で近況報告してくれるような大人になってほしいなぁ。皆さんはどうですか?

小田:

私は、将来の道筋などは漠然としたイメージでしか持っていませんが、将来は「今」の延長線上にあることを意識していて、常に「今幸せ」なら、ずっと幸せでいられると思っています。

いつか子どもたちそれぞれに目指すものが見つかったときに、何か問題があるのなら一つずつ一緒に解決していきたいな、と。

できるなら、誰かに雇われて「お金を稼ぐために生きている」ようなサラリーマンにはなってほしくないので、夢中になれる何かを突き詰めて、いずれそれが仕事になることが願いです。

そのために今一番大切にしていることは、自分が感じる好き・嫌いとよく向き合うこと、自分の気持ちを大切にすることで、
自分で考えて動ける力をつけるための土台作りをしていると思っています。

佐々木:

意外とみなさん楽観的なんですね。安心しました(笑)

うちも実は将来についてはそんなに不安ではないかもしれません。

僕は、論理的思考が育つ10才くらいまではホームスクールで大人がリードしつつ、その後は子ども自身が自分の体と頭を使って動いていくハックスクーリングへのシフトを考えています。

「将来の可能性を潰さないように」という意味では大検なども視野に入れてますが、一方で日本の大学にあまり魅力を感じていないので、進学を考えるなら海外の希望が強めです。ミネルヴァ大とか楽しそうですよね。

また、大学なんていかなくても、それまでにぶっ飛んだ何かが会得できるなら、それで食っていけるように子どもと一緒に考えるのもありですね。

僕も今まで言われていた社会での成功のパスラインのようなものはすでに崩壊してきていると思っていますし、社会が求めている人材は今の日本の教育からは生まれにくいと感じています。

現に社会を動かしている「幸せ」を謳歌している人たちって型に縛られていませんし、そういった人たちにメディアもふくめてみんなが憧れているんじゃないかと。

あくまで感覚的な確率論ですが、型に「ハマる」より、「ハマっていない」ほうが将来幸せになれるんじゃないかと思うんですよね。

だから、好きを追求しておけばとりあえずなんとかなるんだと思っています。

そういった意味で、小田さんの「今の幸せの延長上」という考え方、好きです。

リヴェラ:

うちも、実は将来に不安はありません。学歴も個人的にはあってもなくてもいいと思っています。肩書きより実際にできるかどうかの方が大切だと思うからです。

高校や大学を気にしている時点で、まだシステムの枠の中から飛び出しきれていないなぁと思います。でも、理由もないのに、とにかくいいからホームスクールやろうよ!というと、それは学校がやっていることと同じなので何かオルタナティブな教育を安心して選んでもらう方法はないものかと。

例えば、アメリカではMOOCなどで勉強をして、必要な単位と修了証があれば仕事につけるということが起こっています。大学はあまりにも費用が高すぎて、その投資に見合うだけのものを回収できないと判断した人たちが大学を離れ始めています。

大学崩壊です。

これは、日本にも起こりうることだと思います。特にこの国は人口が減っていくので物理的に成り立たなくなるのではないかと思っています。地方国立大学を成り立たせるためだけに移民をたくさん受け入れるとは考えにくいですし。大学自体の存続が怪しい時代がやってくるのに、大学に行くための勉強をしてどうするんだろうと思います。

15年前と比べても今の私達の世界は全然違います。スマホがこんなに普及して、アプリケーションを作る仕事が生まれるなんて15年前には思いませんでした。今の子ども達が大人になるころにはまた今とは違った世界ができているんだろうと思っています。私は娘には受験のためだけの勉強でなく、変化球ばっかり飛んでくる世の中で自分で学び、自分の頭で考えて生きていく術を身に付けてほしいと思っています。

小沼:

皆さんのお話、とても興味深いです!!
実は私も、子どもが学校を辞めてから色々な不安がなくなり、楽しくなりました。
ホームスクールは今が楽しいというだけではなく、将来の不安もなくなるんですね。

ただそれは、皆さんが未来の社会がどうなるか、ちゃんと勉強されてるからなんだろうな、とも思いました。

大学崩壊の話もとても興味深いです。

「これだけは教育しておきたい」こと

リヴェラ:

みなさんは、ホームスクールをするなかで、「これだけは教育しておきたい」ということはありますか。もちろん、好きなことを見つけ追求することは基本だと思いますが(学校ではその基本がないがしろにされていますが)その他になにかあれば教えてください。

小田:

私は、とりあえず読み書き・計算ができるようになれば、後はどうにかなっていくと思っています。一方で単純に目の前の問題を淡々と解いていくよりも、勉強の仕方を覚えられるように進めていくことを重視しています。

難しい問題に当たっても、それを解くためにどうすれば良いのかを自分で考えられるようになったら、その後はどの方向にでも進んで行ける気がします。

学習面以外では、他者を尊重すること。どんなに自分が正しいと信じていることでも相手に押し付けてはいけないと伝えています。

小沼:

私は子ども達には、とにかくたくさん思いっきり遊んでほしい、と思っています。
それが結局、私も一緒に子どもと遊んじゃってる状態が今、ですね😅

佐々木:

将来のためにやっていることととして、強いて言えばうちも読み書き計算、英語、コンピューターは早いうちから触れとこう、程度ですね。

ようは将来の選択肢を潰さないように、なるべく広く選べるように、というスタンスで何事にも取り組んでいくのが大事だと思ってます。

英語に関しては、ペラペラしゃべれるようになってほしいとかは全然思わないけど、外国人に対して無意味な劣等感とかは持ってほしくない。だから、英語を話すべき環境では僕も積極的に子どもの前で英語で話したり、子どもにも英語で話しかけたりします。少なくとも英語を話すことが今後「特別なこと」じゃなくて、英語もただの一つのツールなんだということを体験を通して伝えたいです。

あと僕が好きというのもあるんですがオフィス系のソフトだったりタイピングだったりそういった機械を扱うようなスキルは早めに習得しておくことが絶対に吉だと思っています。

秋山:

私は、将来のためにこれだけは身につけてほしいこととして「自分が決める」ということを意識しています。ほかの誰かに動かされる人生なんてつまんない。自分で選んでいく覚悟や器量を身につけてほしいなぁ。

あとは、佐々木さんと同じく、ITリテラシーは身につけておいて欲しいと思い、上2人のiPadは、小さい頃からキーボード入力仕様に設定しています。プログラミングを勉強できる環境は準備していますが、いまのところ子どもたちは興味なさそうです。そして、ファイナンシャルリテラシーも身につけて欲しい。意識して日頃から政治や金融の話題も出しています。以前は英語も必須かなと思っていたのですが、これからは教えなくても使う世の中になっていくと思いますし、なにしろ私自身が全く喋れないのでノータッチです。

ただ必要だなと思う知識は、学校では教わらないことばかりなんですよね。興味ない授業を聞いているより、YouTubeやHulu、小説や漫画読んでる方が、吸収するものが多いと感じています。

リヴェラ:

皆さん学校システムに頼っていないから、例えば6年後に小学校を卒業して、その3年後に中学校を卒業、そのまた3年後に高校卒業、その4年後に大学卒業…と型にはまった「手順」を持っていないのが面白いですね。

小学校の内容に6年間費やすかもしれないし、4年間で終わるかもしれない。高校に行かずに高校認定を16歳で取るかもしれない。大学には行くかもしれないし行かないかもしれない。就職もするかもしれないけど、自分で仕事を作り出すかもしれない。

ホームスクールは「この道を行けばこの辺りに辿り着く」という生き方ではなく、「道も何もないけれど面白そうな方向に進んだところで幸せになろう、そしてずっと学び続けてもっと面白そうなことを探しに旅を続けよう」というような生き方なのかなと思いました。

予想がつかない方がわくわくしますよね❤

「日常の中での学び、きづき」

リヴェラ:

毎日、こども達がたくさん遊んでいるなかで、一見無意味な動きに見えていた意外な「あれ」が「この学び」に繋がっているのかも!と後から気付いたことはありますか。

小田:

遊びから直接何か・・・は思い付かなかったです。
ただ息子が3歳の時に、家の前でしばらく一緒に遊んでいると急に何か閃いたような顔をして、走って家に入ったのを思い出しました。トイレかな?と思って待っていてもなかなか出てこないので様子を見に行くと・・・台所でしゃがんでアイス食べてました。台所の番人(私)が外にいるから、チャーンス!!ってことですよね。この子は光るものを持ってると確信した瞬間でした。笑

娘は周りをよく見てるなーと日々感心しています。

佐々木:

いいですね(笑)そうやって日常の子どもの小さな行動を「光るもの」と思えるのってホームスクールの強みと思います。

ずるい子ね!で終わらせない、いつも見ているからこその気づきというか。(笑)

小田:

オナカが弱いので1日1本って決めてたのですが。どーしても食べたかったんですね。負けちゃいました。(笑)

佐々木:

予期しないところで点と点が結びつく瞬間というのはホームスクールをやってる上で 結構日常的に感じることができますよね。

秋山さんもおっしゃるように、特に本から得た知識だったり YouTube からの知識というのはなかなか馬鹿にできないものがあります。日々そういったものから情報取得しているということが目に見えてわかりますね。

うちは基本的なスタンスとしては 「限度、秩序は守りつつ、子どもたちの好きにやらせる」なので余計そういった瞬間が多いですね。子ども達って自分の好きなことに関してはものすごい集中力を発揮しますからそう言った時に本当に学習しているんだなと。

逆にこちらが教えこもうと思って教科書かなんかを引っ張り出して何かを一生懸命説明したものは覚えてくれてなかったりします笑

秋山:

皆さんのお考え、本当に共感ばかりです。

枠にはめるのではなく、その時その時の子どものキモチや年齢、時流などにフィットさせていく感じでしょうか。たまたまハマってもいいし、ぶっとんでても面白いですね(^^)

子どもが「学校に行きたいといった時」

リヴェラ

前に私が聞かれたことで、皆さんがどう思うか教えてください。

「もし、ホームスクールをしていて、こどもが急に医者になりたいとか看護師になりたいと言ったとして、そういう職業に就くには学校で社会に適応できるようにしておいた方がいいのではないか」という意見。

わたしは本人がどうしてもなりたいものがあって、それが学校に行かなければなれないものなのであれば、必要だと思った時から学校に行ったらいいと思っています。

「でもそうしたいと思った時に軌道修正ができるのか。」
というのです。そのことについて、みなさんはどう思いますか。

小田:

リヴェラさんの考えと全く一緒で、私も本人が必要だと感じてから学校に通うとか、通う準備をしたら良いと思っています。その方が気合いも入るし楽しいだろうと。

例えば、その時にクラスメイトと年齢が同じじゃなくても、それが夢を諦める理由にはならないだろうし、その年齢差の間でかけがえのない時間を過ごしているはずなので、もしどこか学校に・・・という新しい環境になるなら自信を持って飛び込んでいくことを願います。

佐々木:

同感です。軌道修正という言葉が適正かはわからないですが、仮に急に何か思い立ったとしても、そこから看護学校にでもなんでも入ればいいと思います。

そもそも、私たちは毎日最前線で子どもたちの成長を見ているので、「看護師に興味持ち出したかも…」と普通の親よりもいち早く気づけると思うんですよね。だから、「時すでに遅し」みたいなことにはならない気がします。

周りを見ると、社会人になってから勉強始めて専門的な能力を身につけてる人なんてたくさんいますし、 逆に学校に行ってないとなれない職業ってそんなにないんじゃないですかね〜。

秋山:

それと逆の話ですが、ずっと優等生で医大に入った子の大半が医者にならないとのことです。これからは、学業のレベルよりも医者になりたいと強く望む子を入学させたいと、某医大のお話です。

社会に適応できるかどうかは、学校に行ってる行ってないは関係ないような気がします(^^)

佐々木:

うんうん。ちょっと強気な感じで言えば学校に行ってない方がそういう専門的な知識を伸ばす時間を作れて、いろんなスキルを深く習得できる可能性が高まるんじゃないかと思います。

現に都内の学校なんかは運動会の日程を 秋から春に変えている所がたくさんありますよね。

これの理由は受験に響くからだそうです。

多かれ少なかれ学校側もそう言った「夢をつかむための無駄」をすでに感じている部分は見え隠れしてます。

だからそういった不要な要素が一切ないホームスクールでは将来なりたいものができた時の瞬発力、対応力は凄まじいものになるとおもいます。

小沼:

私も、実はこの年齢になり、始めてやりたい事が見つかり、そうなると、色々な事を知りたくて学ぶ事が楽しくて仕方ないんです。
やりたい気持ちがあれば、いくつになっても、出来るんだなあと思います。

先日、教育系のイベントに来て頂いた若宮正子さんは、60歳からパソコン始めて80歳でプログラミングを学び始め、82歳でアプリ開発し世界的にも有名になっちゃいました。

彼女を見てると、好奇心がとても旺盛です。そういう心が大切ですよね。

小田:

私も勉強したいことや挑戦してみたいことがたくさんあります。
親が何かに打ち込んでいるのを子どもが見て、小沼さんが仰るように「やりたい気持ちがあれば、いくつになってもできるんだ」と思ってくれたら嬉しいですね。

佐々木:

みなさん、ありがとうございます。
そろそろまとめに入りますか。

小田:

皆さん、色々と参考になるお話をありがとうございました。

秋山:

テーマを絞ったことで、皆さんの濃いお話を聞けてよかったです。

リヴェラ:

Growth Mindsetが大事ですね❤それがあれば人は何でもできるし、どこにでも行けるんだと思います。

学校もせっかくバランスよくいろんなことを学ぶのだから、一回限りのテストで出た点数や成績に縛られることがなければいいのかなぁとも思います。「おもしろい!」と思った時に、それを追求することが許されないのなら、やはりいくらたくさんの経験や知識を得ていても意味がないなぁと思います。

したいことがまず先にあって、それに必要なことをする。佐々木さんのされているPBL(プロジェクトベースドラーニング)がわたしも学びのあるべき姿だと思います。

先日、こんな記事を読みました。

一例ではありますが、あるホームスクーラーのお母さんの記事でした。

息子さんが読み書きを一切せず、スケートボードばかりしていたそうです。お母さんはとても心配していましたが、なるべく息子さんの好きなようにさせたようです。ある時、彼は近くにあまりスケートボード用の公園がないことに気づきます。もっとスケートボードの練習をしたかった彼は行政に働きかけて公園を作ってしまいます。

また彼はとても絵を描くのが好きでした。何も描いていないスケートボードを買ってきてはそこに絵を描き、インターネットで売っていたそうです。

その後、彼は大学に進学し、都市開発に関する勉強をしたそうです。読み書きをあまりしないまま大学に進学したので、お母さんはとても心配したそうですが、彼はライティングがとてもよくできたので、他の学生のライティング指導も担当することになったそうです。本を読まない息子さんを心配してもしかしたらお母さんが読み聞かせだけでもと頑張っていたのかもしれません。

個人的に読み書きはとても大切だと思いますが、大学に行ったからと言って読書家かというとそうとは限りませんし、本の読み方を知っているかというと知らないままの人も結構いるように思います。

本は読む人は読みますし読まない人は読みません。学校とは関係ないのかなと思います。基礎的な読み書きができて自立した心があれば好きなことを見つけた時に伸びていけるんだと思います。だから無理に嫌なことを強要して好きなことが見つからないような環境に追い込むのではなく、基礎的な読み書きと自立した心、楽しむ心を大切にしたらいいのかなあと思います。ゆったり楽しく生きるからと言って怠けるわけではないのでどうせ同じ時間を過ごすならわくわくした過ごし方の方が新しい発想も生まれやすいのではないかなぁと思います。

先に目的を見つけてそれに向かって学んでいく過程で読み書きも必要な知識も得られるでしょう。そのスタイルの方が高いモチベーションが得られますしやっぱり楽しいです❤

小沼:

皆様、興味深い話ありがとうございました❗
私ももっともっと考えたくなりました。とても楽しかったです。

まとめ

ということで...第一回の保護者会は幕を閉じました。

それぞれの家庭環境、こどもたちの性格や公教育に対するスタンスは違うものの、根本的な価値観は共有されているような気がします。

  • テクニックや知識だけでない、不確定な時代に対する柔軟さ、思考力の育成
  • 軸を持った人間の育成
  • 「学びたい」という能動的かつ自発性のある人間の育成

こういったポイントを非常に大切にしているのがホームスクーラーなのかもしれません。

それでは、第2回もお楽しみに!

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Takahiro Sasaki

Edu Designer|Writer|Father of 4|Husband|Dog lover|Japanese