「子どもにまかせる」は注意が必要
こどもに自主性をもとめすぎないように!

「子どもは何もできないのだから、親が導いてあげないと…」
そのように考える親や教師、教育機関はたくさんあります。この考え方は日本では一般的で、今でも大半の教育機関が(学校の理念はどうあれ)「子ども<大人」という構図のもとで成り立っています。
この考えが、「守ってあげないと!」に行き過ぎると「過保護」とか「モンペ」が生まれ、「子どもは大人のいうことを聞け!」になると虐待になるわけです。
そして、これに反発しているのが、イマドキの教育。
そのコンセプトは、
「子どもは何でもできるから、自主性に任せよう。」
というものです。子どもたちには権利があり、考えることができるのだから、彼らの意見を尊重して好きにやらせよう、みたいなやつですね。
ここでの構図は「子ども>大人は補佐」
僕はこれ、半分賛成で半分反対です。
どういうことか。
子どもたちの能力に焦点を当てれば、もちろん「子どもは何でもできるから」というのは完全に間違いです。例えば、「5歳児に料理をしてみなさい」と言っても目を覆いたくなるような光景が容易に想像できますね。
幼児に限らず小学生や中学生でもそうです。環境を整えて入れておけば勝手に勉強するなどというのは嘘です。
一方で、「大人が導いてあげないと学べない」というのも間違っています。
手取り足取り教えても、明日にはきれいさっぱり忘れているのが子ども。頑張る教師や親を白い目で「がんばってるなぁ」と思う程度でしょう。
ではどうするか。
僕の答えは;
「学ぶ力を養うこと」です。
子どもたちにはもともと、知らないことに対する興味や探求心が備わっています。興味があることに対する自主的な行動能力です。
この能力を活用するために「学ぶ力」を伸ばす必要があります。これは大人の仕事。
学ぶ力とは
- 読み書きそろばん
- 話を聞く力、姿勢
- 自分で興味があることに取り組む行動力
の3つ。
私は個人的なホームスクールでも、この「学ぶ力」、つまり興味や関心を深堀りしていくための基礎力に育成を目指しています。
これからの教師は、教科を教えるのではなく「学ぶ力」を教える。
それをやらずに「子どもに自主性を持ってもらう。」などというのは、ただの無責任。
そう思いませんでしょうか?

