Taka Sasaki
May 8, 2017 · 6 min read

ホームスクールジャパンの活動は「ホームスクールを日本で大衆化させる」こと。


これを行いたい理由は2つあります。

◎子どもたちの安全確保

今現在ホームスクールで育っている子どもたちの未来をつまらない理由で台無しにしたくない。

彼らにとって安心安全な社会を用意しておきたい。

そのために、ホームスクールの活動は積極的に発信していきますし、より多くの人に認識・共感して貰いたい。そしてできればホームスクールを教育手段の1つとして選択する人が増えれば良いと思っています。

国内のホームスクールのコミュニティはどれも小さく、実践されている方はいても、個別に活動されている事が多いです。

もちろんそれが悪いわけではありませんが、このままだとせっかくの面白い活動も表面化せず、どうしてもホームスクール自体が社会的に認知されにくいのが現状です。

僕は1親としてもっと国内の情報が欲しいと思っています。


同時に、こうして発信することがいつかホームスクーラー同士をつなげ、社会的にしっかりとしたホームスクールの認知基盤ができるきっかけになって欲しいと願っています。

ホームスクールの地位の確立はホームスクールを実践している親がみんなで取り組まなくちゃならない大きな宿題です。

コレをしないとどうなるのか。

ネグレクトやその他の虐待行為を「ホームスクール」として隠蔽していたなどと悪いニュースだけが取り上げられている昨今。

このままだと、ホームスクールそのものが社会から間違って理解されるのではないかと不安になります。

フリースクールやコミュニティスクールが「不登校の子たちが行くところ」という認識で凝り固まってしまったように、本来の価値がないがしろにされてレッテルやイメージだけが一人歩きするような状況になる。

これは絶対に避けたい。

今、極めて真っ当にホームスクールに取り組んでいる子どもたちが、不利になるような世の中にしたくない。

そういうわけで、僕はもっとホームスクールを大衆化させないと、と強く思うわけです。

◎ホームスクール的教育を日本社会の救世主にしたい

*ホームスクール的教育*と言ったのは、今の日本の労働環境でホームスクールをやる家庭が爆発的に増えることは当面ないと思うからです。

ただ、ホームスクール的教育は今後もっと注目されると確信しています。

なぜか。

将来子どもたちに求められる力が今までと変わってきている

AI(人工知能)によって人間の仕事のあり方は大きく変わります。今ある雇用の7割が代替可能になるわけです。

そんな時代を生きる子どもたちのために学校がしていることは何でしょうか?

もはや教員の良し悪し云々など、表面的な問題ではなく、日本の集団教育モデルそのものが機能しなくなってきている。

そういうことに多くの人たちが気付くようになってきているんです。

今の公教育、集団教育において、AI社会に対応する人材の育成や、より具体的に言えば0から1を生み出せるようなクリエイティブクラスの輩出なかなり難しそうです。

そして何より、子どもの成長はその対応をいつまでも待っていられない

僕ら親が気にしているのは10年後の理想の教育ではなく、今日、今まさに目の前にいる子どもたちに — 何ができるか — ではないでしょうか?

我が家をはじめ、既存の教育モデルからオプトアウトする人たちはじきに出てくるはずです。

オプトアウトというのは積極的な離脱のことで、自らの行動力を持って現状から外に出て行くことです。

ちょっと前まで「オプトアウト」と言えば留学だったりしていたわけですが、この動きがもっと多様化し、活発になると僕は思います。その一つがホームスクール的教育です。

英語化なんかよりも、もっと大きな波が来ている。それはもう社会を見れば火を見るより明らかです。その波が来た時に「乗り遅れた!」では遅い。

ホームスクールはノアの箱舟になりえます。

「教育産業」の存在に親が気づき始めている

僕はみなさんを「ホームスクール教」に洗脳する気は全くありません。しかし極めて当然のこととして理解していただきたい事があります。

私たちは知らない間に教育という御旗を振った巨大産業に飲み込まれている。

僕は受験にアンチです。あれは本当に無駄なシステムだと思う。学歴社会が崩壊しているのは明らかなのに、なぜわが子を受験受験とかり立たせ、遊ばせないのか。

行きもしない授業や、必要のない教科書を買うために、中学高校の大切な青春を棒に振り、偏差値という目に見えない謎の指標にむかってひたすらに金をつぎこむ親の気持ちはどうしてもわかりません。

とまぁ、左翼的な発言で申し訳ないですが、ともかく!

日本では「教育」という言葉に隠れて金儲けを目的としている産業が完全にマウントをとっているんです。

お金を払って《将来の保証》という精神安定剤を買っているような物です。ご多分に漏れず、この精神安定剤にもかなり強力な副作用があったりしますが、それはまた別の機会に…。

産業の方からしてみれば、子どもの人生なんて正直どうだっていい。儲かればいい。

残念ながら日本の教育にはそういった風潮があります。

しかし、明るいニュースもあります。

それは、こういったことに気が付く人が増えてきたということです。


YouTuber(なのかな?)の葉一さんのように無料でわかりやすく勉強を教えてくれる人が出てきたり、家庭教育の教材を無料で展開している方が大勢いるなど、既存の教育産業システムから抜け出そうと試みる動きは至る所で見えるようになってきました。

このような活動が注目されると、みんな「塾の意味なくない?学校の意味なくない?」と考え始めるわけです。

そうして、多くの人が「やべ、搾取されてる」と気づき、行動に移すときそこにあるのはホームスクール的教育なのだと思います。

まさに、教育の救世主なんです。

だから、それまで僕たちパイオニアのホームスクーラーはこの教育モデルを大事に守っていかなきゃならないと思います。

いつか日本の教育の「あたりまえ」が変わるその時に安心して次の人に引き渡せるまで。

教育は金じゃない。

結局はこれにつきます。ホームスクールは子どもを見る。産業としての塾や学校とは無縁の立ち位置です。

こういった本来あるべき教育が当然の選択肢になる日は近い将来きっと来るでしょう。

「教育」をしましょうよ。

この教育手段を大衆化させる。もしくは大衆化するまで守り通す。

これが、ホームスクールを選んだ我が家の責任なんじゃないかと思います。もし賛同いただける方がいたらつながりましょう。仲間は多い方がいいので。:)


この記事が多くのホームスクーラーはじめ本当の「教育者」に届き、明日の糧となりますように!

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Taka Sasaki

Written by

Homo Ludens/ Director@Homeschool Japan/ Founder@Lumi Ohana Big School

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